2016年全日本選手権 LP④

スポーツ報知
浅田真央、自己ワースト12位で“終戦”も、来季も現役続行明言、平昌五輪目指す
配信日時:2016年12月26日5時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161226-OHT1T50038.html

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フリーの演技で華麗なステップを見せる浅田真央

 ◆フィギュアスケート 全日本選手権 最終日(25日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 浅田真央(26)=中京大=が18年平昌五輪シーズンとなる来季の現役続行を明言した。女子フリーで114・10点、合計174・42点にとどまり自己ワーストの12位。休養した14年を挟み9年続いていた世界選手権など主要世界大会への代表入りを逃し、事実上の今季終戦となった。

 挑み続ける真央の姿が、この日もあった。24日のSPに続き、フリーでもトリプルアクセルを跳んだ。「昨日1回転になってしまったので、今日は何があっても回ろうと思った」。回転が足りずに転倒したが、会場のため息はすぐに激励の拍手に変わった。14年の休養を挟み、04年から続けてきた連続表彰台は途切れた。それでも心は折れていない。平昌五輪シーズンとなる来季も続けるかという質問に「そうですね。はい」とはっきりと答えた。

 競技者としての自負がある。続くフリップ―ループの連続ジャンプも今季初めて3回転―3回転に挑戦した。回転不足に終わりはしたが「この試合は自分の最高のレベルでやりたかった。2つそろえられなかったことは悔しいけど、チャレンジしたことに関してはうれしく思う」。自身のスケート人生を懸けてきたアクセルを入れられない今季前半はもどかしかった。なぜここまでこだわるのか。「やはり競技者として、選手である以上は現状維持ではなく、自分ができる最高のレベルで臨まなきゃいけない」。競技会の緊張感が恋しく、1年の休養を経て戻ってきた元世界女王は、きっぱりと言い切った。

 左膝痛によるオフの調整遅れから、今季はトリプルアクセルを回避してきた。フィンランディア杯後に、カナダ・トロントで調整期間を設けた。「跳びたい」という思いはいつも頭にあった。佐藤信夫コーチ、振り付けのローリー・ニコル氏と話し合い、今は無理をする時ではないと諭された。シーズン序盤はステップとスピンを磨く時間にあてようと、気持ちを整理した。

 優雅な腕の動き、視線をくぎ付けにするステップ、滑らかなスケーティング。真央の魅力はジャンプだけではない。佐藤コーチは今季序盤に明かした。「今季見ていて、僕が言うのもおかしいですけど、いやあ、うまいなあと思って見せてもらっています。そういうところは、はっきり成長していると思っている」

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 フランス杯で9位に終わり「自信というものがすべて失われた」と泣いた。この日は悔しいと口にしながらも「チャレンジできたことはうれしい」と言った。世界選手権、四大陸選手権の代表入りを逃し、事実上の終戦となった。苦しみ抜いたシーズンだったが、最高レベルのプログラムに挑めるまでになったことは前進。集大成として位置づけている平昌五輪へ、真央は何度でも跳ぶ。(高木恵)

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日刊スポーツ
浅田真央やめない!即答 3カ月残し今季終了でも
配信日時:2016年12月26日9時45分 紙面から
http://www.nikkansports.com/sports/news/1756800.html

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天を仰ぐポーズで女子フリーの演技を終えた浅田は、手をほどき脱力する(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界選手権代表選考会兼全日本選手権>◇25日◇大阪・東和薬品ラクタブドーム◇女子フリー

 浅田真央(26=中京大)が来季の現役続行を宣言した。SP8位で臨んだフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦したが転倒。ミスも重なり114・10点、合計174・42点で自己ワーストの12位に終わった。今大会の表彰台を逃すのはソチ五輪後に休養した14~15年シーズンを除き、03年以来。競技終了後に発表された世界選手権の女子代表入りは逃した。今季残りの試合予定は白紙だが、集大成と捉える18年平昌五輪を目指し、来季も現役を続けると明かした。

 浅田が思い描く「最高の演技」はできなかった。「残念」の気持ちと同時に湧いてくるのは「ここまで戻してこられたのはうれしい」という喜び。トリプルアクセル、3回転-3回転の連続ジャンプ。不調のため、今季ここまでできなかった技に挑めたこと自体が大きな前進だった。10度目の世界選手権を含む、今季終盤の大会切符は何もつかめなかった。今季残りの予定は白紙。それでも、来季もやるかとの報道陣の問いに、即座に「そうですね。はい」と答えた。浅田はまだ滑り続ける。

 前日のSPで回り損ねた冒頭のトリプルアクセル。「ゆがんでも、何があっても回ろう」と勇気を出して跳び上がったが、転倒した。この日の練習では4本試し1度成功。失敗するリスクは高いまま。それでも「競技者として、現状維持ではなくて、最高レベルのものを目指したい」。意志を貫いた。

 出場30選手中最年長の26歳。12歳で初出場した02年から数え今回で出場14度目を誇る。「天才少女」と呼ばれ、元気いっぱい軽やかに跳んでいた10代の頃とは違う。20代後半に入り、浅田は体の衰えと向き合う。練習は、体力や体の故障の影響で量が積めない。その分、いろいろ試し「1回の密度は濃い」と胸をはる。無心で臨んでいた海外遠征も、今は時差が体にこたえる。試合から逆算し、機内で睡眠時間をコントロールしている。

 それでも氷上に居続ける理由は「好きで戻ってきたから」。今季落ち込む度に、言い聞かせるように何度も繰り返してきた。今大会は今季初めて練習を積んで臨んだ。「不安はなかった」。自信を取り戻し、求めるものが見えてきたところで、辞めるわけにはいかない。

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 ただ、目標とする平昌五輪へは厳しい道のりが待つ。来季、国際主要大会で結果を残せなければ、1年後の全日本で優勝することが求められる。また、ジュニアからシニアに上がる選手も多く、本田ら強力なライバルたちに勝たねばならない。まずは、フィギュア人生で初めて訪れた白紙の数カ月をどう過ごすのか。滑り続けることを決めた浅田の挑戦がここから始まる。【高場泉穂】

 ◆浅田の平昌五輪への道 14年ソチ五輪は全日本選手権優勝者や全日本2、3位の選手とGPファイナルの日本人表彰台最上位者などから代表が選出された。平昌五輪も前回と同様の選考方法ならば、まずは来年のGPシリーズに出場し、ポイント上位6人に入り、GPファイナルに出場することが必要になる。現時点で国際大会の成績が振るわない浅田は、来年のGPシリーズの出場が確約されておらず、その場合、残された道は年末の全日本選手権で優勝すること。平昌五輪の選考方法は来年夏に決まる予定。日本の出場枠は来年3月の世界選手権で決まる。

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真央選手は常に前向きで負の感情がないから、インタビューを聞いていて、感じが良いね。全日本選手権に出場した意味があったと肯定的に捉えているのは本当に偉いね。

トリプルアクセルに挑戦するところまで回復したというのが一つの収穫。結果だけ見たら、大した順位じゃないけど、明るく笑顔で終われたのを見たら、ああ良かったなあと思った。

ケガで出場を辞退してもおかしくない中、出て来たことが素晴らしい。そして、果敢に最高レベルの技に挑戦する姿を見せてくれて、本当にありがとう!!(ノ´▽`)ノありがとぉ☆
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