エリック杯LP①

日刊スポーツ
浅田真央、自己最低9位に涙あふれ「自信を失った」
配信日時:2016年11月13日8時58分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1737457.html

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GPフランス杯のフリーを終え、ミックスゾーンで涙する浅田(撮影・高場泉穂)

<フィギュアスケート:GP第4戦フランス杯>◇第2日◇12日◇フランス・パリ◇女子フリー

 真央が「自信を失った」と涙をこぼした。ショートプログラム(SP)で8位と出遅れていた浅田真央(26=中京大)は、フリーでもジャンプにことごとく精彩を欠き、100・10点(技術点39・64+演技構成点60・46点)、合計161・39点で9位に終わった。シニアデビューした05-06年シーズン以降の試合では自己最低順位となった。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避している冒頭のダブルアクセル(2回転半)こそ何とか降りたが、以降は3回転ジャンプのほとんどが2回転に。最後のループではなんとか3回転回ったが、着氷が乱れて加点を稼ぐジャンプとはならなかった。

 演技直後のミックスゾーンで取材を受ける間に目から涙があふれ出し、「ティッシュはありますか」と要求。しばらく涙をふいて落ち着くと「滑りもジャンプもすべてがうまくいっていない。(涙の理由は)悔しさだったり、がっかりだったり、ふがいなさだったり、いろんなことです」と話した。

 2季連続のGPファイナル出場は逃し、次戦は世界選手権切符をかけた全日本選手権(12月23日開幕、大阪)となる。「自分が望んで選手生活に戻ってきた。もう1度その気持ちを奮い立たせてやりたい」と言葉を振り絞った。

スポーツ報知
【フィギュア】9位に終わった浅田、リンク状態も原因か…村主章枝の女子フリー評論
配信日時:2016年11月13日14時38分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161113-OHT1T50062.html

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 ◆フィギュアスケートGPシリーズ第4戦フランス杯 第2日(12日、フランス・パリ)

 ショートプログラムで出遅れていた浅田選手は、ジャンプのミスが続き9位に終わった。そのフリーであるが、リンクの状態があまり良くなかったように思われる。リンクの端の氷が解けてしまって、氷面が濡れているような箇所があった。

 同じスケートの中でも、スピードスケートとショートトラックは、滑走のみなので、固めの氷の方が好まれ、その方がエッジがよく進む。一方フィギュアは、ジャンプでトーを突いて飛んだり、エッジに体重をかけて踏み込む動作があるため、少し柔らかめが好まれる。

 しかし、フリーの時のように氷面に水が残ってしまう固さだと、抵抗が大きくなってしまいエッジが滑らなくなる。出場した全選手が同じ条件であったとは言え、浅田選手のスピードが出なかった原因の一つだったかもしれない。

 また、今季のプログラムの曲調が非常に難しく、リズムが取りにくい。音が少し重い部分があるためジャンプのリズムが、それにつられてしまうところが見られる。シーズン途中から曲を変えることは、私の経験上あまり好ましくないが、同じ曲でも、どの部分を聞いて滑るかで、リズム感を変えることができる。分かりやすく言うと、例えばドラムを聞くのか、バイオリンを聞くのかなど。発想の転換で、改善することもある。

(中 略)

 結果を残せなかった浅田選手にとっては、厳しいGP大会であったが、全日本選手権まで、まだ1か月強ある。この2大会で得たものを修正し、年末の全日本では、本来の浅田選手らしい姿に期待したい。(元五輪代表、振付師)

スポニチアネックス
真央号泣「自信失った」9位 自己最悪ジャンプ4度失敗
配信日時:2016年11月14日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/11/14/kiji/K20161114013721550.html

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フィギュアスケート GPシリーズ第4戦フランス杯最終日 (11月12日 フランス・パリ)

 理想から程遠い4分を終えると、大切なものが砕け散っていた。3回転ジャンプを一度もクリーンに着氷できず、2回転になった失敗が4度。05―06年シーズンにシニアに参戦して以降、9位は自己ワースト。取材エリアで号泣した浅田は、「悔しさもあるし、ガックリだったり、ふがいなさだったり…」と涙の理由を明かし、「自信を失った。また一からつくり上げないといけない」と声を絞り出した。

 フィンランディア杯、スケートアメリカ、今大会と今季は演技を重ねるごとにパフォーマンスが低下。深刻なのはジャンプの不調だ。代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、高難度の3―3回転を外した構成でも、完璧に演じられない。昨季から抱える左膝痛は、入念なケアをしながら付き合っていくしかないのが現状。「全てがしっくりきていない」。国内での調整でも、ジャンプは絶不調。不安を振り払えず、本番でも失敗を重ねた。

 1年の休養からの復帰後、最大のピンチに陥った。「自分が望んで復帰してきた選手生活。もう一度、その気持ちを思い出して奮い立たせたい」。次戦の全日本選手権(12月22日開幕、大阪)は来年3月の世界選手権の代表最終選考会となる大一番。「とにかくやるしかない。全日本で、やるしかない。最後の最後まで、やるだけです」。今は、信じるしかない。過去に、何度も逆境を乗り越えてきた自分を。

スポニチアネックス
【岡崎真の目】真央滑り自体は悪くない 問題は決まらないジャンプ
配信日時:2016年11月14日 09:00
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/11/14/kiji/K20161114013721560.html

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フィギュアスケート GPシリーズ第4戦フランス杯最終日 (11月12日 フランス・パリ)

率直に言って、浅田のフリーは前戦のスケートアメリカのフリーのようなもたつきは感じなかった。滑りそのものは前日のSPより良かった印象だ。プログラムは着実に練り込まれており、ステップも初めてレベル4を獲得した。だが、ほぼ全てのジャンプが2回転では、技術点で勝負にならない。ジャンプが決まらないため全体の印象が引き締まらず、要素の成否とは別の視点で採点されるはずの演技点も伸びなかった。

 心配なのは動き自体が悪くないのに、ジャンプが決まらないという事実だ。体調面の不安だけでなく、精神的にも自信が持てていないのであれば、立て直しに時間がかかる可能性もある。3枠の世界選手権代表を争う来月の全日本選手権は、このままでは厳しい戦いになると思う。

(後 略)

(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

【フィギュアスケート】2016 浅田真央 GPSスケート フランス フリー【日本語実況】

【フィギュアスケート】2016 浅田真央 GPSスケート フランス フリー【日本語実況... 投稿者 athlete-cool

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膝の痛みがあって思うように練習できない。練習不足の不安を抱えたまま試合に臨んで、氷の質が悪くてさらに追い打ちをかける。何か負の循環にはまってしまった感じ。

全日本選手権で世界選手権の切符を掴むためには、難易度を下げたままでいいから、完璧に滑り切るしかない。でもね、今季は五輪のプレシーズンだから、万が一ワールドに行けなくても、ピークを五輪に持って行くためには仕方ないかもしれない。

ケガを悪化させてしまうより、ゆっくり休んで完全に治して、例えGPシリーズに出られなくても、地区大会から全日本選手権には出場できる。GPシリーズは出ても、2試合ではなく1試合で十分。体力を消耗して、ソチ五輪のような事になるよりいいと思う。
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