清水宏保さん、真央選手の休養について語る

朝日新聞デジタル
(ロケットトーク)浅田選手の休養、いい判断 清水宏保
配信日時:2014年5月31日16時30分

 フイギュアスケートの浅田真央選手と高橋大輔選手が、来シーズン1年の休養を発表しました。

 引退なのか、現役続行なのか、その迷いだと見る人もいるでしょう。僕はこの決断はとてもいい判断だと思います。年齢が30代を過ぎていると、1年間の休養という選択肢はないと考えます。肉体的にも戻すのは難しいでしょうし、何よりモチベーションが切れてしまいます。でも、20代で一度競技を離れてみるのは、人生の上で有効な手段だと思います。プレーする側から、見る側に回ってみる。ものの見方が、全く変わってきます。

 僕もリレハンメル五輪の後、しばらくスケートから離れました。そのことで、いい意味で一度、自分を緩めることができました。自分の中からスケートがしたいという感情がわき起こるのを待ったともいえます。その間に自分を客観視する能力を蓄えたことが、長野五輪の金メダルにつながったと考えます。

 浅田真央選手はフィギュアスケートを始めてから、ずっと張り詰めた人生だったと思います。緩めるポイントがなかったに違いありません。緩めることで新しいテンションを作ることができます。「休んだ後、やりたいと思うかもしれないし、やり切ったからいいんだと思うかも」と浅田選手は言います。それでいいと思います。僕は引退後、スピードスケートから全く離れた人生を歩みたいと思っていました。でも、それは無理なことだと今は考えています。やはり人生のベースはスケートにあります。それを社会にどう還元していくか。スポーツと医療のつなぎ方をテーマに、活動を続けています。

 浅田選手も高橋選手も、1年間外から自分を見て、まだ競技をやりたいという思いが沸々と湧いてくれば、現役を続ければいい。もし、やり切ったという思いになれば、引退すればいい。どちらにしても、人生にとって有効な1年になることは間違いありません。(長野五輪金メダリスト)

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清水宏保さんはいい事言う人だよねえ。以前から連盟批判をしたり、歯に衣着せぬ発言をする人だった。ずっと現役でいるより、違う角度から物事を見る時期というのは必要だという分析。ご自身が一度経験した事だから言える。清水さんぐらいの実績をお持ちの方なら発言にも重みがある。
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