産経WEST
「奇跡」の突貫工事でクリア、韓国・平昌五輪のプレ大会…問題山積、最大の懸案は「雪がない」
配信日時:2016.2.19 15:00
http://www.sankei.com/west/news/160219/wst1602190005-n1.html

建設中のホッケーアリーナ。平昌五輪会場ではいたるところで工事が行われている(AP)
韓国・平昌で2018年に開催される冬季五輪の初のテスト大会となるアルペンスキー・ワールドカップ(W杯)が2月6、7日、江原道旌善アルペンスキー競技場で開催された。内外メディアからは「五輪レベルにするには改善すべき点が多い」と運営の不備や突貫工事の弊害など問題点が続々と報じられている。
■ 「奇跡」の開催
新設の同スキー場は昨年11月の時点で選手らを運ぶゴンドラリフトの支柱すらできておらず、雪も整っていなかった。「W杯が予定通り実施できるか真剣に疑っていた」と国際スキー連盟(FIS)のカスパー会長が明かすほど準備の遅れが目立っていたが、作業員を大増員し、クリスマスや正月休みもなしで遅れを挽回。100台以上の人工降雪機を24時間稼働させてようやく工程率60%という最低ラインにのせ、1月にFISの承認を得た。
15カ国から滑降とスーパー大回転の選手50人強が参加。AP通信によるとイタリアの五輪メダリストが「コースの角度が緩すぎ、雪が軟らか過ぎ」と苦言を呈したそうだが、大きなアクシデントもなく大会は終了。この“快挙”に地元紙中央日報(電子版)は、カスパー会長は「韓国は約束を守った」とサムアップして喜ぶ様子を伝え、別のメディアによると国際オリンピック委員会(IOC)調整委のリンドベリ委員長が「不可能を可能にした」と称賛したという。何か変な褒め方だが、それだけ真剣に心配していたのだろう。
■ 突貫作業の弊害
だが、突貫作業の弊害は否めず、W杯終了から次々と問題点が指摘され始めた。朝鮮日報(電子版)によると、突貫工事のため観客席は300席しかなく、観戦に訪れた1000~1200人の大半は2時間も立ったまま観戦せざるを得なかったそうで、駐車場から競技場まで雪の積もった急斜面を毎日20分以上行き来させられた海外メディアの記者の「毎日登山をしている気がした」という皮肉の声も伝えている。
宿泊施設も大きな問題の一つだ。同紙によると選手宿舎から競技場を行き来するのに往復2時間かかり、選手らは戸外でストレッチするなど不便を強いられたという。欧州のあるコーチは「ヨーロッパではほとんどの競技場に宿泊施設が付いており、すぐゴンドラに乗ることができる」と不満をあらわにした。
韓国開催の国際大会のたびに問題となる観客の宿不足も深刻。平昌五輪組織委員会の趙亮鎬会長は「(現地で)2万室は確保した」としながら、高速鉄道を利用すれば「ソウル滞在も可能」と述べ、開催地外のホテル活用も示唆した。ところが、肝心の高速鉄道で1月、アーチ型鉄橋が崩壊するという事故が起き、工事日程遅れが確実な情勢に。全面開通は五輪開幕が迫った17年の後半になる予定だったが、さらにギリギリの話になりそうだ。
■ 肝心要のアレが
韓国でFIS主催のW杯のスピード系種目が開催されるのは今回が初めて。というより、舞台となった江原道旌善アルペンスキー競技場は韓国国内で初の滑降競技場だ。そのため、運営の不備(観客席・メディアセンター・トイレなどの施設が不足、暖房が効かないetc)はある意味仕方がないところがある。
韓国・聯合ニュースによると今回の大会には平昌五輪組織委のスタッフやボランティアなど計1000人以上が投入された。今年はさらに4大会、平昌五輪までには計28のテスト大会が予定されており、大会を通して運営の経験を積んでいく方針という。
ただ、こうしたハード・ソフトの問題を超えたところでの懸案がある。肝心要の「雪」が足りないのだ。
W杯前の1月下旬、東アジア一帯は記録的大寒波に襲われ、24日には沖縄で観測史上初の雪が舞ったほど。ところがその時期をまたいでも旌善アルペンスキー競技場には有効な積雪がなく、降雪機を24時間フル稼働させて間に合わせたのは前述の通りだ。
中国メディアの環球時報(電子版)は韓国メディアの報道として「韓国気象庁の統計では今後5年間積雪量は減少するばかり」と報じ、人工降雪に頼る必要が出てくると懸念を伝えている。まだまだ予断を許さないようだ。

ジャンプ会場を視察する海外プレス(AP)
こりあうぉっちんぐ
ご隠居さんのブログ
スキーW杯ねえ・・・・どうせ恥をかくために冬季五輪をやるんだし
公開日時:2016-02-10 11:32:21
http://ameblo.jp/nobody0728/entry-12127117226.html
韓国・中国や時事についてダラダラと
hachiman01さんのブログ
交通・施設・運営…スキーW杯韓国初開催で見えた平昌五輪への課題
公開日時:2016-02-14 08:33:11
http://ameblo.jp/hchiman01/entry-12128553402.html
朝鮮日報は面白い記事があっても1週間したら、会員登録しないとアーカイブが見れなくなるのが残念だわ。その点中央日報は古い記事でも読めるからいいけど、ページを次へ進めるのが面倒臭い。
ホラマサのアルペンワールドカップは、FISのカスパー会長とIOCのリンドベリ女史から賞賛されて、良かったね~♪
(ノ´∀`)ノぉめでとぉ☆ (´∀`ノノ’`゚チ’`゚チ ヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ♪
でも、コースの設計と雪質にはダメ出しされるし、プレスの皆様には毎日山登りさせちゃって、、、(;´д`)トホホ…
ゴンドラは大会前ギリギリに設置した上に、傾斜がヤバいらしいよね。それから、橋脚の崩落もあったし、2018年2月迄にきちんと完成するのだろうか?
2016年1月の記録的な大寒波でさえ、ホラマサには雪を積もらせてはくれなかった。あんな寒い時でも、大雪にならないというのは、韓国は雪が降らない気候の国なのだと自覚したらいいのね。
ロシアだってあの極寒なのに、雪があまり降らない。適度な湿度がないとまとまった雪にならないんだな。あれ、半島は海に囲まれているのになぜ?
あかん国に対して怒りを覚えるのが、雪が降らないという事をウリ自身が分かっていながら、冬季五輪開催地として立候補したこと。それに、スキー文化がないし、そり競技に至っては施設がなかった。
じゃ、2011年の開催地決定からすぐに工事をすれば良かったのに、資金が足りないので、工事開始が遅かった。ただ単に見栄を張るためだけの冬季五輪誘致。国威掲揚・国家宣揚。。。ウリナラはいつの時代なの?
人工降雪機を24時間フル稼働して、さらに人工樹脂やら発泡スチロールを撒いて、「雪がこんだけ降りました~!」アピールを頑張って下さい☆(ゝω・)vキャピ
「奇跡」の突貫工事でクリア、韓国・平昌五輪のプレ大会…問題山積、最大の懸案は「雪がない」
配信日時:2016.2.19 15:00
http://www.sankei.com/west/news/160219/wst1602190005-n1.html

建設中のホッケーアリーナ。平昌五輪会場ではいたるところで工事が行われている(AP)
韓国・平昌で2018年に開催される冬季五輪の初のテスト大会となるアルペンスキー・ワールドカップ(W杯)が2月6、7日、江原道旌善アルペンスキー競技場で開催された。内外メディアからは「五輪レベルにするには改善すべき点が多い」と運営の不備や突貫工事の弊害など問題点が続々と報じられている。
■ 「奇跡」の開催
新設の同スキー場は昨年11月の時点で選手らを運ぶゴンドラリフトの支柱すらできておらず、雪も整っていなかった。「W杯が予定通り実施できるか真剣に疑っていた」と国際スキー連盟(FIS)のカスパー会長が明かすほど準備の遅れが目立っていたが、作業員を大増員し、クリスマスや正月休みもなしで遅れを挽回。100台以上の人工降雪機を24時間稼働させてようやく工程率60%という最低ラインにのせ、1月にFISの承認を得た。
15カ国から滑降とスーパー大回転の選手50人強が参加。AP通信によるとイタリアの五輪メダリストが「コースの角度が緩すぎ、雪が軟らか過ぎ」と苦言を呈したそうだが、大きなアクシデントもなく大会は終了。この“快挙”に地元紙中央日報(電子版)は、カスパー会長は「韓国は約束を守った」とサムアップして喜ぶ様子を伝え、別のメディアによると国際オリンピック委員会(IOC)調整委のリンドベリ委員長が「不可能を可能にした」と称賛したという。何か変な褒め方だが、それだけ真剣に心配していたのだろう。
■ 突貫作業の弊害
だが、突貫作業の弊害は否めず、W杯終了から次々と問題点が指摘され始めた。朝鮮日報(電子版)によると、突貫工事のため観客席は300席しかなく、観戦に訪れた1000~1200人の大半は2時間も立ったまま観戦せざるを得なかったそうで、駐車場から競技場まで雪の積もった急斜面を毎日20分以上行き来させられた海外メディアの記者の「毎日登山をしている気がした」という皮肉の声も伝えている。
宿泊施設も大きな問題の一つだ。同紙によると選手宿舎から競技場を行き来するのに往復2時間かかり、選手らは戸外でストレッチするなど不便を強いられたという。欧州のあるコーチは「ヨーロッパではほとんどの競技場に宿泊施設が付いており、すぐゴンドラに乗ることができる」と不満をあらわにした。
韓国開催の国際大会のたびに問題となる観客の宿不足も深刻。平昌五輪組織委員会の趙亮鎬会長は「(現地で)2万室は確保した」としながら、高速鉄道を利用すれば「ソウル滞在も可能」と述べ、開催地外のホテル活用も示唆した。ところが、肝心の高速鉄道で1月、アーチ型鉄橋が崩壊するという事故が起き、工事日程遅れが確実な情勢に。全面開通は五輪開幕が迫った17年の後半になる予定だったが、さらにギリギリの話になりそうだ。
■ 肝心要のアレが
韓国でFIS主催のW杯のスピード系種目が開催されるのは今回が初めて。というより、舞台となった江原道旌善アルペンスキー競技場は韓国国内で初の滑降競技場だ。そのため、運営の不備(観客席・メディアセンター・トイレなどの施設が不足、暖房が効かないetc)はある意味仕方がないところがある。
韓国・聯合ニュースによると今回の大会には平昌五輪組織委のスタッフやボランティアなど計1000人以上が投入された。今年はさらに4大会、平昌五輪までには計28のテスト大会が予定されており、大会を通して運営の経験を積んでいく方針という。
ただ、こうしたハード・ソフトの問題を超えたところでの懸案がある。肝心要の「雪」が足りないのだ。
W杯前の1月下旬、東アジア一帯は記録的大寒波に襲われ、24日には沖縄で観測史上初の雪が舞ったほど。ところがその時期をまたいでも旌善アルペンスキー競技場には有効な積雪がなく、降雪機を24時間フル稼働させて間に合わせたのは前述の通りだ。
中国メディアの環球時報(電子版)は韓国メディアの報道として「韓国気象庁の統計では今後5年間積雪量は減少するばかり」と報じ、人工降雪に頼る必要が出てくると懸念を伝えている。まだまだ予断を許さないようだ。

ジャンプ会場を視察する海外プレス(AP)
こりあうぉっちんぐ
ご隠居さんのブログ
スキーW杯ねえ・・・・どうせ恥をかくために冬季五輪をやるんだし
公開日時:2016-02-10 11:32:21
http://ameblo.jp/nobody0728/entry-12127117226.html
韓国・中国や時事についてダラダラと
hachiman01さんのブログ
交通・施設・運営…スキーW杯韓国初開催で見えた平昌五輪への課題
公開日時:2016-02-14 08:33:11
http://ameblo.jp/hchiman01/entry-12128553402.html
朝鮮日報は面白い記事があっても1週間したら、会員登録しないとアーカイブが見れなくなるのが残念だわ。その点中央日報は古い記事でも読めるからいいけど、ページを次へ進めるのが面倒臭い。
ホラマサのアルペンワールドカップは、FISのカスパー会長とIOCのリンドベリ女史から賞賛されて、良かったね~♪
(ノ´∀`)ノぉめでとぉ☆ (´∀`ノノ’`゚チ’`゚チ ヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ♪
でも、コースの設計と雪質にはダメ出しされるし、プレスの皆様には毎日山登りさせちゃって、、、(;´д`)トホホ…
ゴンドラは大会前ギリギリに設置した上に、傾斜がヤバいらしいよね。それから、橋脚の崩落もあったし、2018年2月迄にきちんと完成するのだろうか?
2016年1月の記録的な大寒波でさえ、ホラマサには雪を積もらせてはくれなかった。あんな寒い時でも、大雪にならないというのは、韓国は雪が降らない気候の国なのだと自覚したらいいのね。
ロシアだってあの極寒なのに、雪があまり降らない。適度な湿度がないとまとまった雪にならないんだな。あれ、半島は海に囲まれているのになぜ?
あかん国に対して怒りを覚えるのが、雪が降らないという事をウリ自身が分かっていながら、冬季五輪開催地として立候補したこと。それに、スキー文化がないし、そり競技に至っては施設がなかった。
じゃ、2011年の開催地決定からすぐに工事をすれば良かったのに、資金が足りないので、工事開始が遅かった。ただ単に見栄を張るためだけの冬季五輪誘致。国威掲揚・国家宣揚。。。ウリナラはいつの時代なの?
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