私利私欲にまみれたIOC

世界は腹黒い―異見自在
世界は腹黒い―異見自在 単行本 – 2004/11
高山正之 (著)

IOC醜聞の原点 "他人の褌"に頼った善行 1999・1・30

 ノーベル平和賞について、ブルッキングス研究所の外交政策問題のリチャード・ハース部長は「選考委員は何考えているんだか」と苦言を呈している。

 「ストックホルム(ノーベル賞)の方は物理、医学などの分野での偉業が対象だから分かりやすいが、オスロ(平和賞)はあまりにも政治的すぎる」。だからクビを傾げるケースが多いという。

 例えば今世紀初めに受賞したセオドア・ルーズベルトのケース。彼は日本海海戦でロシアが海軍力のすべてを失ったときに講和を呼びかけ、仲裁に入った。

 「日本は米国に大量のトラックと鉄道資材を発注している。ロシア陸軍を翻弄したクロキがさらに北に展開する準備である。目標はウラジオストク。制海権を失ったこの都市の陥落は必至だろう。それでも皇帝が継戦にこだわれば日本はバルト海、大西洋に進出しロシア商船を破壊する。ロシアに講和以外の道はない・・・・・・」(海戦から一週間目のニューヨーク・タイムズ社説)という時期だ。

 しかしニコライ二世は有色人種の小国に負けたことを認めたくない。敗戦国のならいだった賠償金と領土割譲には、だから「絶対に応じない」とがんばった。

 で、ルーズベルトはロシア領の代わりにロシアが満州をもつ権益を日本に譲渡するという線で日本を納得させた。ロシアもシベリアを割譲するという大恥をかかずにすんで大喜びした。

 ところがこれが極めて政治的決着だったという評価がある。

 日本と中国について古くは十九世紀、松前藩に捕まった(ヴァシーリー・)ゴロブーニンが「両国が手を握れば、百年といわず白人国家の最大の脅威になる」報告している。

 後にムソリーニが同じことをいい、第二次世界大戦前にはハリファクス英外相が「日中の争いは長引いた方がいい。この二国間の仲直りは欧米国家の利益にならない」(C・ソーン「形だけの連合国」)とも語っている。

 ルーズベルトはそういう脅威に成長しかねない二国の間に「満州」という不和の種を植え付け、欧米列強の不安を取り除いた。それを陰謀と評価されないよう、平和賞授与によって美しく飾ったというわけだ。

 実際、「ロシア海軍の敗北の報に、手を取り合って喜んだ」(英タイム紙)日中両国民は、やがて「満州」をめぐって対立し、泥沼戦争へと突っ走っていく。シベリアの半分を取っていたのとは大きく違う展開になってしまった。

 ノーベル平和賞はその後も「政治的に利用されてきました」とハースは指摘する。

 例の天安門事件の都市にはダライ・ラマが選ばれた。この受賞は対中国交渉の人権カードの威力に力を添えることになる。

 その二年後にはアウン・サン・スー・チーが受賞する。英国人の夫をもち、英国で三十年を過ごした彼女の受賞によって、ミャンマーは依然、旧宗主国の支配下にあることを思い知らされる。

 そして東ティモールの独立運動家ラモス・ホルタが続く。この受賞でインドネシアは旧ポルトガル領のカトリック教徒の島に独立を認めざるを得なくなった。

 平和賞を決める「オスロ」を動かせば、アジアの大国だって自分の領土を放棄せざるを得なくなった。

 こうしてみると、まともにもらったマザー・テレサや南アのマンデラ大統領まで痛くない腹を探られてしまいそうだが、それは措いて、本物のノーベル賞が無理な人でもこっちなら手に入る可能性があることだ。

 そして今、それに一番近い人物がサマランチIOC会長だと、少なくとも本人は思っている。

 平和賞のキーワードは「人道」である。彼が目につけたのは会長に就任して最初に五輪があったサラエボだったといわれる。そこは今、戦火にまみれている。

 サマランチ会長はあるときから突然に「サラエボに平和を」のキャッチフレーズを使い始めた。アトランタでもナガノでも「サラエボに平和を」を訴え続け、リレハンメル大会では会期中に唐突にサラエボ訪問もしている。

 戦火で崩れた現地のオリンピック競技場の再建にも積極的に援助を申し出た。この三月には完成する予定だが、ただ、それにはカネがかかる。

 それで五輪の収益金の五%、TV放映権の四十%、果ては過去の五輪大会の映像放映にも一分間二千ドルなんて暴利を取り始め、サラエボにつぎ込んできた。

 しかし、この人道的美談もIOCの名でやる以上、サラエボに平和が訪れるまで会長職にいなければ、せっかくの栄誉もだれかに取られてしまう。自腹を切らなかった弱さだ。

 手なずけたIOC委員を多く集めた定年規約を改正したのもそのためだし、IOCが金権体質になったのも、サマランチ会長が辞任を拒絶するのもすべてはこのノーベル平和賞にあったというわけだ。

 名前とは裏腹に、なんとも罪作りな賞ではある。

ハピズム
オカルト
オリンピックの陰謀論!?
なぜ、日本のお家芸はオリンピック種目から消えるのか? サマランチの陰謀とは!?
配信日時:2013.08.05 月
http://happism.cyzowoman.com/2013/08/post_2837.html

こんにちわ、陰謀社会学研究科家の聖橋乱丸である。

■ オリンピック陰謀論の中核・サマランチ氏とは?

 スペイン人であるサマランチ氏は、1980年のモスクワオリンピックの後に選出された。

 モスクワオリンピックは、当時の米ソ冷戦の影響を受けて、西側諸国の多くが不参加となり、オリンピックとしては問題がある開催であった。しかし、冷戦のさなかに東側の国家でもオリンピックを開催するということは「平和の祭典」として最も重要であると考えられ、開催された。

 しかし、そういった“平和の祭典”としての意識は、“モスクワオリンピックの失敗を繰り返さない”という大義名分のもと薄まり、そしてサマランチ氏が、前任のキラニン男爵から会長を引き継いだのである。

■ サマランチ氏による、腐敗オリンピック史の幕開け 過剰な商業主義・汚染された開催地選考

 もともとサマランチ氏は、スペインの内戦からフランスへ逃げた経験もあるため、政治的な問題に非常に敏感であった。また、会長に就任したきっかけが、モスクワオリンピックであったことも影響し、サマランチ氏は、“政治的にオリンピックを考える会長”として活動を行った。

 まず、オリンピックの「財政的健全化」ということで放映権やスポンサーシップの管理を行うなど、“経済効果”を前面に打ち出すようになった。

 このことによって、参加国は回数を重ねるうちに増加傾向になった。各国は、まずオリンピックに参加、そしてオリンピックの誘致を政治的に行うことが非常に大きく求められるようになった。さらに、どんな小さな国でもオリンピックの開催地を決める投票の一票を持っていることから、小国は、一票を投じるかわりに、開発援助を受けるようになっていったのである。

 そして、IOCメンバーのあからさまな腐敗スキャンダルが次々と明らかになっていった。

 たとえば、IOCメンバーが開催候補都市に対して賄賂をたかったり、経済効果のうちのいくつかの利権を得るなど。さらに、メンバーの関連企業が開催地の工事を行うなどということも珍しくなかったのである。

 しかし、サマランチ氏は、これらの批判に対して、一切の対策を打たなかった。サマランチ氏の運営はすべて「密室政治」であり、その密室の中で何が行われていたのかはまったく不明であったのだ。

 この密室の中で行われたことが、非常に高度な駆け引きであり、開催に関連した利権と陰謀の巣窟であったことは言うまでもない。

 そして、この陰謀が最も強く押し出されたのが、1992年のバルセロナオリンピックである。バルセロナはサマランチ会長の故郷であり、その地に会長の権限でオリンピックを強引に誘致したとされる。

 これらの活動手腕は今でも引き継がれており、現在IOCの幹部として就任しているサマランチ会長の息子が、今回のオリンピックの開催地決定でも、スペイン皇太子を投入するなど、さまざまな陰謀をめぐらしているといわれている。

■ オリンピックが腐敗した理由はサマランチ氏の“信仰心”!? 日本に不利なルールも……

 また、このサマランチ流の陰謀政治は、競技種目から各競技のルールに至るまで徹底して行われ、IOCの理事の意向が非常に強くスポーツの世界に影響を及ぼすことになったのである。

 その理由として、サマランチ氏が「オプス・デイ」のメンバーであったことが挙げられる。

「オプス・デイ」とは、キリスト教のローマ・カトリック教会の組織のひとつで、世俗社会での自らの職業生活を通して、自己完成と聖性を追求することを目的にしている組織である。つまり、職業を自己完成とし、その仕事が神々しくあれば、ほかの人々に知らせる必要はないと思っている可能性があるのだ。

 この信仰心から、何でも聞きたがる日本のマスコミは、“神を冒涜する存在”と思われていた可能性があったと、一部でささやかれている。

 過去にスキーのノルディック複合点数の配分を変えて、日本の選手が不利になったり、あるいは柔道のルールを変えて、日本人がなかなか優勝できなくなるなどの問題も、こうした日本のマスコミとの齟齬が原因でなのではないか、という一節もある。もちろん、国際ルールを取り入れていくことで日本のスポーツが世界に広まることは、賛成であるが、明らかに不利なルール変更に対しては、憤りを感じている日本国民も少なくないだろう。

 このような考え方が、サマランチ氏の息子の代にも受け継がれていると思うと、日本のお家芸であるレスリングが種目に残れるかどうかも、いささか不安なところではある。

(聖橋乱丸)

最近、オリンピックは要らないなあと思う。
国連のように形骸化されていて、トップが必ず身内に利益をもたらすようになる。

四国新聞社
チンクアンタ会長を再選/国際スケート連盟
配信日時:2014/06/17 22:08
https://www.shikoku-np.co.jp/sports/general/20140617000633

 国際スケート連盟(ISU)はダブリンで開いた総会で、チンクアンタ会長の再選を決めた。任期は2016年まで。17日にAP通信が報じた。

 ISUには75歳以上で役員に立候補できない規定があるが、総会では今年8月で76歳になるチンクアンタ会長に対し、4年の任期を2年に短縮することで譲歩した。

 立候補できる年齢制限の変更や撤廃は否決された。(共同)

ウィキペディア  腐敗認識指数
https://ja.wikipedia.org/wiki/腐敗認識指数

グローバルノート  腐敗認識指数 国別ランキング・推移
http://www.globalnote.jp/post-3913.html

2014年度のデータでは、日本は15位で7.60、スペインは37位で6.00、韓国は43位で5.50、イタリアは69位で4.30。

ラテン諸国は日本より悪い。過去は栄華を誇ったかもしれないけど、今現在は・・・という感じ。国際的な要職に就く人、スポーツの審判は金になびかないお金持ちの国、不正が起こりにくいシステムの国から選出して貰いたい。

こういう要職はボランティアじゃなきゃいけないと思う。名誉のために就くなら、金儲けしようとは思わないはず。人のためにもなるし、名誉にもなるそんな風にしないと、やがて組織が私物化されて腐敗してしまう。

政治家と何ら変わらないね。それも金権政治。古い古い体質が未だに残ってるんだ。
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コメント
この記事へのコメント
だらころぱんだ様、おはようございます!
私の住む地域は関西ですので、雪はめったに降りませんが、ここ数日はめっちゃ寒くて…
生姜紅茶ばっかり飲んでます(笑)
寒いの嫌いです~~~(あ、暑いのも苦手です…)

ところで、
本当に、今のオリンピックには何の名誉も尊敬も感じなくなってしまいましたよね!

そもそもオリンピックって、
どうして開催されるに至ったんでしたっけ?
国と国との戦争をやめて、スポーツで競い合えばよいという平和のための祭典…
じゃなかったのかな??と…
もう、全く中身が別の物になってしまいましたよね…

>国連のように形骸化されていて

全くその通りだと思います!
存在の意味がないやん!

オリンピックの存在そのものも疑問ですが、中身もしかりで…最近は、
“オリンピック金メダリスト”
と言われても…
そこにお金のにおいがプンプンしていて、
こと冬の採点競技に関しては、私の中ではほぼ価値を見いだせない物になってしまっています。

そして、今回のヒラマサを選んだIOCには「ふざけんな!責任取れ!」
と言いたいですが、死者が出たとしてもだーーれも責任なんて取らないんでしょうね…はぁ~~~ですね…
2016/01/29(金) 08:58 | URL | HI #-[ 編集]
HI 様

こんにちは ゜.+:。(○っゝω・)っ~☆HELLO!!゜.+:。
メールチェックしていなくて、今気付きました r(≧ω≦*)スマンスマン
コメントありがとうございます!!

> 私の住む地域は関西ですので、雪はめったに降りませんが、ここ数日はめっちゃ寒くて…

私は福岡在住なんですが、南国と思われていますが、日本海側なので結構冬は寒いんですよ ((´д`)) ブルブル…
本当に今回の寒さは凄かったですよね。家が寒冷地向けにできていないせいで、室内が冷えます。
今回の寒波は温暖化のせいで、南極北極の氷が解けたせいだとか。

> 生姜紅茶ばっかり飲んでます(笑)

生姜紅茶、生姜湯、生姜黒糖、冷え対策に効果ありそうですね。

> 寒いの嫌いです~~~(あ、暑いのも苦手です…)

『パタリロ』のマリネラ王国は常春ですが、ホント春と秋だったらいいですよね。

> ところで、
> 本当に、今のオリンピックには何の名誉も尊敬も感じなくなってしまいましたよね!

放映権目当てに開催しているだけですよね。
今オリンピック見ている人の年齢層は結構高めだと思うんですよ。

> そもそもオリンピックって、
> どうして開催されるに至ったんでしたっけ?
> 国と国との戦争をやめて、スポーツで競い合えばよいという平和のための祭典…
> じゃなかったのかな??と…
> もう、全く中身が別の物になってしまいましたよね…

初めは崇高な理念があったのに、今や見る影もありませんね。
IOCの会長はサマランチから、商業主義なんか可愛いものじゃなくて、拝金主義になってしまいました。

> >国連のように形骸化されていて

> 全くその通りだと思います!
> 存在の意味がないやん!

今の会長のバッハさんはまだ若いから、少しは改革されるのかなあと思ったら、全然変わりませんよね。
平昌冬季五輪の開催決定はロゲさんの時に決まったにしても、バッハさんの時に開催中止という決定を期待しているのですが・・・

> オリンピックの存在そのものも疑問ですが、中身もしかりで…最近は、
> “オリンピック金メダリスト”
> と言われても…
> そこにお金のにおいがプンプンしていて、
> こと冬の採点競技に関しては、私の中ではほぼ価値を見いだせない物になってしまっています。

そうなんですよね。お金を払えばメダルを買えてしまえるなんて、あり得ないと思っていました。
でも、私達はバンクーバーの時に実際に目の当たりにしましたものね。

国際的に不正が比較的なさそうだといえる賞はノーベル賞やノーベル賞の前哨戦の類ですかねえ。
スポーツ系のものはルールを次々変えて、日本人が不利になるように妨害されますものね。

> そして、今回のヒラマサを選んだIOCには「ふざけんな!責任取れ!」
> と言いたいですが、死者が出たとしてもだーーれも責任なんて取らないんでしょうね…はぁ~~~ですね…

あの二重顎のリンドバーグ女史はスウェーデンの人で、スウェーデンは汚職が少ない国のトップなんですけど、絶対に袖の下をたんまり貰っていると思います。

ロゲ会長は任期終了で去ったけど、リンドバーグ女史は残っているし、開催決定の時にいたのだから、責任取れーーー!!と言いたくなります。

橋が落ちるんですから、そり競技は危ないですよね。スキーもカーブを曲がり切れずに山壁に激突ということもあり得ます。

台湾で凍死が出たり、沖縄で初めて雪が降ったのが観測されましたが、ヨーロッパはスキー場に雪がないそうですね。
アメリカとアジアは大寒波でしたが、ヨーロッパはそうでもなかったようです。
2016/01/30(土) 16:13 | URL | だらごろこぱんだ #u4iln8sM[ 編集]
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