気持ちは既にソチに向かっている

【2013年12月24日 NHK おはよう日本

浅田真央選手: 今シーズン、シーズン初戦から含めて、自分の満足のする演技が出来ていないので、あの悔しい気持ちでいっぱいです。なので、あのこの気持ち、悔しい気持ちを忘れないでこれからもう一度気持ちを切り替えてソチオリンピックに臨みたいと思っています。

もちろん日本にも一番いい色のメダルを持って帰りたいなっていうのがありますけども、でもバンクーバーの時も自分は金メダルを目指してやってきたんですけど、自分のその失敗がすごく悔しかったので、あのこのソチオリンピックではメダルの色ももちろん大切かとは思うんですけど、まずは自分のあの演技を自分の目指している最高の演技をパーフェクトに滑ることを目標にして頑張りたいなあというふうに思います。


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刈屋富士雄アナ: GPファイナルで優勝したこの羽生選手と浅田選手、この二人がですね、もう日本選手権で勝つとかそういうことではなくて、既にソチに向かっていたと。ソチに向かっての闘いを見せたという点が非常に何か嬉しかったなあという――

やあ、でも僕がすごく嬉しかったのは、あのもう完全にソチに向かって気持ちは行っているなあという戦い方ですよね。

もし、日本選手権を勝つということを考えていたらまったく違った選択をしたと思いますよね。そうすれば勝てたかもしれないんですが、そういうことをせずにあるいは守りに入らずにしっかりとソチに向かって攻めの姿勢ができたと。

まあ、それはトリプルアクセルを2回挑戦したと、いうところに現れていますし、やはりあのー4年前にバンクーバーの時にですね、まあトリプルアクセルを二つ含めた作品をオリンピックの舞台で出そうと思って4分間臨んだんですけども、最初の2分はすごい雰囲気だったんですよね。

場内も「おっ、これは浅田真央が金じゃないか」というぐらいの雰囲気になったのですが、残り2分でやはり先ほどインタビューで本人が言っていたとおり、「作品としてまとまらなかった」そのために、今の体に合った技術をもう一度いちから4年間積み上げてきた、その成果であの浅田真央スケーターとしていよいよ完成の域に達してきて、その最後の最後のパーツですよね。

このトリプルアクセルをあと残り1ヶ月ちょっとのところで最終的に完成させればもう6種類のトリプル、あるいはトリプルアクセルを含んだ6種類のジャンプを含めた作品が、いよいよオリンピックの舞台でお披露目できるというまさに最後の詰めの段階に入ってきたなというのをですね、昨日の日本選手権で感じましたよね。

本人はもう日本選手権の結果をスコアとは関係なく、もう最後の作品の最後のパートを作る段階に入っているなあということを感じましたので。楽しみですよね。

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ですから本人は、金メダルの期待を叶えようと思うだろうし、それなりの力はあるんですけども、でも一番やりたいのはトリプルアクセルを含めた自分の最高の技術を詰め込んだ“作品を作る”―ソチでその作品を作ることが今一番頭にあることじゃないかと思いますし、そのための今最後のもう詰めの段階に入ったなという感じがしますね。

スポニチアネックス
NHK刈屋アナぼう然…「コメント浮かばず」
配信日時:2010年2月27日 06:00
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/02/27/kiji/K20100227Z00002870.html

 【バンクーバー五輪女子フィギュアスケート】実況を務めたジャパンコンソーシアム(NHKと民放の共同取材チーム)の刈屋富士雄アナウンサー(49、NHK)は「最高レベルの争い。特に最終グループは今の女子フィギュアの最高の演技を出し合った」と各選手の見事な戦いぶりを絶賛。

 これまで数々の名フレーズを残してきたが「浅田選手の演技が終わった瞬間、コメントが浮かびませんでした。演技自体は絶賛したかったのですが、浅田選手の気持ちを思うと何と表現したらいいか分かりませんでした」と説明。「点数では負けましたが、人の心を揺さぶることが本質でもあるフィギュアとしては浅田選手の演技は最高でした」と賛辞を送った。
 NHKは27日にNHKスペシャル「浅田真央 キム・ヨナ “史上最高”の闘い」(後10・00)を放送することを決めた。
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