氷上の光と影⑧

(*っ´∀`)っ⌒⑦からの続きだよんー☆

P66  不当に強調された「採点疑惑」

 ルグーニュは、ISUからジャッジ資格停止処分を受けた。だが彼女はフランスに帰国してから、自国メディアに対して「良心に従ってロシアに投票した。米国では周囲とメディアの圧力から、己を失ってあのような発言をしてしまった」と一貫して主張してきた。

 本人がレフェリーミーティングで告白した、フランス連盟のディディエ・ガヤゲ会長から受けたという圧力がどれほどのものだったのか、それが本当に彼女の投票に影響を与えたのかは、未だに不明のままである。

 1つ確かなのは、あの状況下の北米で開催された大会でなければ、感情的になったステイプルフォードにホテルのロビーで詰め寄られなければ、レフェリーがたまたまアメリカ人でカナダを過度に擁護していなければ、ミーティングで本人が泣き崩れて告白するようなことは起きなかったに違いないということである。

 では「公正に」採点していたなら、ロシアの演技は本当に金メダルに相応しくないものだったのか。レフェリーのロン・ペニングが「ロシア汚を1位にしたジャッジは不正直だった」というのは妥当な意見なのだろうか。

 佐藤有香は、この日会場でペアを観戦していた。1994年女子シングル世界チャンピォンの彼女は、プロに転向してから夫で元全米チャンピォンのジェイソン・ダンジェンとペアチームを組んだ。今ではシングル、ペアの両方でアイスショーに出演している。

最初の印象は、カナダかな、と思いました。でもその後何度かビデオを見ると、ロシアのペアは非常に難易度の高い、密度の濃いプログラムを滑っている。それに比べると、カナダのプログラムは五輪用としては物足りないと思った

そう彼女が語る通り、カナダの滑った「ある愛の詩」は実は五輪用として制作されたものではなく、その2年前のシーズンに使われていたプログラムであった。このプログラムを制作したコリオグラファー(振付師)のローリー・ニコルは、ソルトレイクシティ五輪から1年過ぎた2003年5月、トロントでこう語った。

「私が五輪用に製作したラフマニノフのプログラムは、彼らには難しすぎたのです。カナダ国内選手権で優勝したときですら、きちんと滑りきることができなかった。それで『ある愛の詩』に戻したいと相談を受けました。五輪はそうでなくても極度の緊張を強いられる舞台なので、選手は滑っていて楽なプログラムを選ぶべきだと同意したんです」

 一方ロシアチームのコーチで振付もしたタマラ・モスカビナは、「北米で開催される五輪で優勝するためには、極限あで難易度を上げなくてはならないと思っている」と語っていた。前年のバンクーバー世界選手権で、ノーミスでも2位にお会ったことが苦い教訓となって頭の中に残っていたのだろう。

 要するにカナダは「滑りやすいこと」を最優先にして、楽なプログラムを選んでノーミスで滑った。一方ロシアは「難易度が高いこと」を最優先にしたプログラムで、男性がわずかなミスをしたのだった。

 カナダに1票を入れた杉田秀男氏は、国際ジャッジを35年つとめたベテランである。

「私はカナダを上にしたが、それも技術点を0.1上にしただけの僅差。今でもその判断は間違っていなかったと思っている」

だが同じく国際ジャッジの経験豊富な城田憲子氏は「もし私がジャッジパネルに入っていたら、ロシアを1位にしただろうと思う。2チームの差はその程度のもの。どちらに転んでもおかしくなかった」と語った。

> ルグーニュはフランスに帰国してから、自国メディアに対して「良心に従ってロシアに投票した。米国では周囲とメディアの圧力から、己を失ってあのような発言をしてしまった」と一貫して主張してきた。

> あの状況下の北米で開催された大会でなければ、感情的になったステイプルフォードにホテルのロビーで詰め寄られなければ、レフェリーがたまたまアメリカ人でカナダを過度に擁護していなければ、ミーティングで本人が泣き崩れて告白するようなことは起きなかったに違いない

上の二つの条件を鑑みると、北米で国際的なスポーツ大会が開催されるのは、アメリカ人とカナダ人以外の国の人にとって、非常にリスクが高いと感じる。いちゃもんを付けられる可能性が高い。

そして、自分の国の優位性を示すために五輪開催をしているんだと思うような気がしたのを、銀行場五輪で真央さんの事を褒めてくれていたエミリー・フランケルさんが論破してくれていました。

バンクーバーオリンピックについて語る(字幕付き)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14893327  (5:55~)

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エミリーさんはアメリカ人なのに、ナショナリズムを前面に出した五輪はおかしいのではと疑問を呈していらっしゃるけれども、やはり歴史のない国、先住民を蹴散らして作った国は伝統がない。なので、五輪で国をまとめる雰囲気を作り出すんだろうなと思う。

塩湖五輪のペアに対する佐藤有香さんの分析は正しい。本来、難易度の高いプログラムをミスを最小にして演じた選手が上位に来るべきである。それが塩湖、つまり旧採点方式の頃までは、保たれていたという事が分かる。

採点がおかしくなったのは、新採点方式が導入されて、機能し始めるトリノ五輪後。2007年の夏、テョン国のホラマサは7年後の2014年冬季五輪の開催地になれなかった。

2007年からテョン国ピギョの壮絶な嫌がらせが始まったが、真央さんは2008年のワールドにおいて、17歳、日本人として最年少で、初優勝してしまう。

杉田秀男氏は佐藤信夫先生の先輩に当たる人で、私が読んだ限りの杉田氏のコラムでは、特定のえこ贔屓の選手はいないように思えた。その後、私が読んでいない記事では変わっているのかもしれない。

城豚女史のコメントまでご丁寧に付いているけれども、この人、日本スケ連の不正会計で追放されたのに、なぜ戻っているのでしょうねえ。元アイスダンスの選手だったので、シングルの選手よりチームプレイができるかもしれないけれど、スケートは所詮個人競技。よっぽど組織で働くのが好きなんだねえ。

このおばさんがスケ連からいなくなれば、副怪鳥さんへの援護射撃というか操り人形化が終わって、まともな組織になりそうだけど。

もう真央さんは引退して、みどりさんもスケ連と距離を置いているように、これからずっとスケ連と関わりない人生を送って欲しいと願っているので、この腐敗組織がさらにぐちゃぐちゃになろうと、どうでもいいと思ってる。
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