今なお吉田清治氏の嘘を利用②

産経ニュース
今なお吉田清治氏の嘘を利用…世界で増殖する慰安婦像 「日本は戦争責任に向き合う勇気と知性のない国としてさげすまれている」
配信日時:2017.6.5 07:46
http://www.sankei.com/politics/news/170605/plt1706050011-n3.html

 奥は作業を振り返り、こうもらした。

 「安眠の地に吉田清治の虚偽がつまった碑文がいつまでもあったら、埋葬された人たちは安らかに眠ることはできないでしょう」

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 奥に帰国後、韓国天安市の警察から電話がかかってきた。「望郷の丘」の管理事務所に碑文変更の届けを出した際、電話番号も記しておいたので連絡してきたようだ。

 警察は韓国の刑法では国立墓地内にあるのはすべて国有財産で、韓国に所有権があると主張したという。

 奥は出頭を求める警察に「逃げたり隠れたりはしない。その前にこちらの申し入れに対する返事をください」と回答した。奥は管理事務所に「碑文は虚偽であるので取り換えた。故人(吉田)が刻んだ碑文が正しいならその根拠を示してほしい」との申し入れを行っていた。

 吉田の長男は大高に「この謝罪碑の問題が解決すれば、心配事がなくなります」と語った。だが、吉田清治の嘘から始まった慰安婦をめぐる誤解は、長男の願いとは逆の展開をみせている。

 
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 5月28日、ベルリンで元慰安婦の吉元玉(89)がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の性奴隷だったという女性(24)と面会した。

 吉は昨年には米国を訪れ、慰安婦問題の最終解決をうたった平成27年末の日韓合意の無効を訴えた。当時の国連事務総長、潘基文とも面会し、潘が日韓合意を歓迎する声明を出したことに不満を伝達。潘は「誤解があった」と釈明した。

 在米韓国系住民向け新聞コリア・タイムズ(電子版)によると、吉は女性に「私たちは自分たちが経験したことを話し続けなければならない。将来再び同じことが起こらないために」と語ったという。

 会合はドイツに拠点を置く韓国と日本の団体、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの3団体が女性に対する戦争犯罪を訴えるために企画した。

 日本国内でもこの春、慰安婦問題での国際的な連携をアピールする集会があった。

 「韓国、フィリピン、中国、台湾、米国、東ティモール、そして日本の博物館や団体が活動報告をここでいたします。こんな素晴らしいことがあるでしょうか」

 4月1日、東京都千代田区の在日本韓国YMCAで開かれた「第1回日本軍『慰安婦』博物館会議」。運営の中心となった「女たちの戦争と平和資料館(wam)」(新宿区西早稲田)の館長、池田恵理子はあいさつで、会議の意義を強調した。

 集会には、「慰安婦」をテーマとする海外の「博物館」の関係者が一堂に会し、それぞれの活動を発表した。奥茂治がかつてボランティアを申し出た、ソウル郊外の施設「ナヌムの家」もその一つだ。

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