慰安婦資料は「ホロコーストをねじ曲げ」②

【歴史戦】ユダヤ人の怒り、ユネスコとアジアン・ホロコーストへの異議申し立て[桜H29/1/12]

https://youtu.be/ixadcE4WdmA

水島聡: そうですね、あのーまあこれユネスコは今こういう形ですけど、あのーホロコーストはホロコーストでね、厳然としてこうあって事実なんだけども、えー具体的にくっつけられるっていうね、ことは我々も驚いたんですけども、当然これユダヤ系の団体としてはね、一緒にされてたまるかっていう感じになると思います。

そこでそのマリノフさんに聞きたいのは、まずこの報道、ニュースを聞いてどのように思ったか?170623-2-1.jpg

ミロスラフ・マリノフ: 意見書を出したのは、ほぼ同時期に出されたユネスコの決議がイスラエルと日本に影響を与えたからです。

一つは、ユダヤ人にとって最も神聖な場所であり祈りを捧げるエルサレムの「神殿の丘」をイスラム教徒の遺産と決議したことです。

そして、中国や韓国その他の国のNGOがユネスコに提出した慰安婦の登録申請です。

この二つの動きが意見書を書くきっかけとなりました。

慰安婦の登録申請団体は、約8万から20万人の女性が性奴隷にされたと主張しています。

それは日本人もよく知っていると思いますが、その申請書の中で、これらの女性の苦しみが、600万人のユダヤ人が抹殺された、ユダヤ人の歴史上で大きな悲劇であったホロコーストに匹敵すると言っているのです。

真偽の疑わしい性奴隷をホロコーストと比較するのは、ホロコーストの犠牲者の記憶に対する侮辱です。

水島さん: そうなんですよね。あのー根本的に内容が違うってね、むしろまあそのホロコーストっていうのは民族絶滅というね、一種のユダヤ民族絶滅の流れの中で行われた事であってね、私は600万っていうちょっと人数はちょっといろいろ疑問に思ってますけど、現実にそういう事がね、ナチスの政策によって行われたことは確かでね、その問題とその民族虐殺、何つうの絶滅ですね、これとそのあのー性奴隷とかこういう事実に反する事がね、同列に同じホロコーストという名前でね、行われるっていうことはね、私は問題だと思うんだけどね、そこの指摘は当然だと思うんですけどねえ。

マリノフさん: そうです。それが意見書の本旨です。慰安婦問題は日本や韓国、中国の歴史家が徹底的に議論すべき問題です。

それをホロコーストと比較するのは良くありません。それが意見書のポイントです。

また、意見書の重要な点は、このような重要な歴史的な問題は、国際機関が投票で決めるのではなく、オープンで自由な議論で解決すべきだということです。

ユネスコのようなやり方はユネスコの権限を過剰に拡大して、各国の内政に干渉することになってしまいます。

ユネスコはこのようなことはすべきではありません。ユネスコの役割は文化遺産の保護で、歴史の歪曲ではありません。

水島さん: 全くそうですね。その通りだと思うんですけど。

で、このいわゆる抗議書というか意見書、あの協会から出されて、反応っていうのはどうだったんですか?

マリノフさん: ユネスコの担当者は意見書を深刻に受け止めていないようです。

「これからも頑張ってください」というような反応で、意見書の質問には答えませんでした。

しかし、(2016年)11月24日の産経新聞の記事が出た後は反響がありました。

まず、ニューヨークの読売新聞が意見書の全文を知りたいと連絡してきました。

意見書をもっとも否定的に受け取ったのが韓国人です。まず、韓国のコリアン・ヘラルドという英字新聞から連絡がありました。

意見書の詳細を知りたいということで、その内容を送りました。彼らは当初、支給記事を出したいと言っていたので、すぐ質問に答えました。

協会の意見書の内容を受け取ると、次に彼らは、慰安婦の組織と話をしなければならないと言ってきました。

しかし、その後、何の連絡もありません。

水島さん: 今言ったそのユネスコというね、このものについてはあの協会として、あるいはもう一つは、これイスラエル政府としてもね、これはどう考えてるんだろうと、この問題ね。ユネスコの今のね、態度っていうか姿勢ね。

マリノフさん: 決議に対し、イスラエル政府は強い態度で拒絶しました。

決議はユダヤ人の歴史と、3000年、4000年に及ぶエルサレムを認めない決定をしたのです。

しかし、考古学的に歴史的に証明されているのですから、イスラエルの反応は非常にネガティブでした。

イスラエル政府はユネスコとの協力を停止しました。

この対抗措置と日本の拠出金凍結がほぼ同じ次期に起きたのです。日本の拠出金は確か4,000万ドルだったと思います。

水島さん: 私が納得しないのは拠出金をまた払っちゃったっていうね、年末に。とんでもない話なんですけどもね、これねえ。

マリノフさん: 残念です。
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