走る宅配ロッカー「ロボネコヤマト」始動

朝日新聞デジタル
走る宅配ロッカー「ロボネコヤマト」始動 無人配達視野
配信日時:2017年4月18日00時05分  執筆者:奥田貫
http://digital.asahi.com/articles/ASK4K4R1CK4KULFA01G.html

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ロボネコヤマトの車内には、宅配ロッカーのようなボックスが備え付けられている。利用者は自分で荷物を取り出す=神奈川県藤沢市

 宅配便最大手のヤマト運輸とIT大手のDeNA(ディーエヌエー)は17日、自動運転による将来の無人配達を見据えたサービス「ロボネコヤマト」の実証実験を始めた。ロッカー式の保管ボックスを積んだ車を、職場など指定した場所に呼べる。再配達を減らし、宅配現場の人手不足の緩和につなげる狙いだ。

 実験は神奈川県藤沢市の一部で17日に始めた。利用者はスマートフォンやパソコンから配達を希望する時間と場所を入力。車が来たら、あらかじめ決めた暗証番号などでボックスを開いて荷物を取り出す。

 来年3月末までの約1年間、実験を続ける。期間中は人が運転する3台の専用車を使うが、実験の成果を踏まえ、将来的には自動運転車を使った完全な無人配達の実用化を検討する。

 実用化すれば、人手を使わずに配達ができるほか、自宅にいなくても指定した場所に車が来てくれるので利用者も荷物を受け取りやすくなり、再配達を減らす効果も期待できる。ヤマトの阿波誠一・常務執行役員は「(荷物と)待ち合わせるような感覚」と話す。

 ただ、国内では警察庁が今月、無人運転車の公道実験に向けた基準案を公表したばかり。市街地で本格的に無人運転車を使えるようになるのは、当分先になる可能性が高い。

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ロボネコヤマトの利用者は、車内に備え付けられたボックスから自分で荷物を取り出す=神奈川県藤沢市

【次世代物流】ロボネコヤマト 4/17より試験サービス開始

https://youtu.be/KmT_DJgM1Z8

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名付けて「ロボネコヤマト」 自動運転配達目指す(17/04/17)

https://youtu.be/Lk02bSU6eoI

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日本経済新聞
人手不足 進化する職場(下)過剰な日本流にメス 生産性改善の好機に
配信日時:2017/5/4付日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16048170U7A500C1MM8000/

 現場の負担軽減を目指して、今年度中にトラック運転手や物流施設の従業員1万人の採用を決めたヤマトホールディングス。ただ日本の人口が減る中、人海戦術に頼っていては成長戦略が描けない。将来を見据えて新しい宅配システムの開発を急いでいる。

 神奈川県藤沢市の閑静な住宅街。ヤマトはディー・エヌ・エー(DeNA)と組んで再配達をなくす宅配システム「ロボネコヤマト」の実証実験を進めている。受取人が指定した時刻と場所に荷物が届く。時刻の指定は10分刻み。場所は路上でも構わない。配送車が到着したら、受取人が車両の中にあるボックスの鍵を外して荷物を取り出す。受取人の都合を最優先することで、再配達を撲滅する。

無人配送視野に

 実証実験では配送車をドライバーが運転するが、自動運転による無人配送を視野に入れている。

 単身や共働きの増加などで日中は自宅にいない世帯が増え、配達業務に占める再配達の割合は2割に達している。人手不足が深刻になるにつれ、無料で再配達を続ける余裕はなくなってきた。

 過剰ともいえるサービスを見直す動きが広がっている。ファミリーレストラン「デニーズ」は1974年の開業以来、守り続けてきたサービスを見直す。店員が客席を回ってコーヒーをつぐフルサービスを約1年かけて廃止し、全国約380店にセルフサービス式のドリンクバーを導入する。ある店舗ではサービスの見直しで、接客スタッフが5人必要だった時間帯を4人で切り盛りできるようになった。

 全国に約1万店あるファミレス。時給1千円超でもパート・アルバイトが確保できず、人繰りに悩む店舗が増えている。ロイヤルホストは1月末までに、24時間営業を廃止した。営業時間の短縮は売り上げ減につながるが、人件費を思いきって減らすことで店舗の収益性を高める。

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デニーズはフルサービスを見直す(東京都豊島区)

ロボットを活用

 今年3月、千葉県浦安市に開業した「変なホテル」は6階建て100室のホテルを、7人で運営している。人手は通常の4分の1。フロントでは日本語や中国語を音声認識する2体の恐竜型ロボットが宿泊客を出迎え、自動でチェックインできる。フロア掃除や接客などの業務は約140台のロボットが担う。

 「世界一生産性の高いホテルを目指す」。ホテルを運営するエイチ・アイ・エス(HIS)会長兼社長の沢田秀雄(66)は力を込める。

 日本の就業者1人あたり労働生産性は経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国で22位。従来の発想を超える先端技術を取り込んだり、過剰なサービスを大胆に見直したりしなければ、人口が減っていく日本はじり貧をまぬがれない。バブル期以来26年ぶりの人手不足は、日本の生産性を根本的に改善する好機となる。=敬称略

マイナビニュース
課題山積の物流業界、ロボネコヤマトは救世主となれるか
投稿日時:2017/05/02  執筆者:森口将之
http://news.mynavi.jp/articles/2017/05/02/roboneko/

DeNAとヤマト運輸が2016年に共同発表した「ロボネコヤマト」。その実証実験が神奈川県藤沢市で始まった。物流業界の労働環境悪化が問題視されている中、最終的には自動運転を目指すというこの取り組みは効果があるのだろうか。実証実験の様子を見ながら考えた。

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藤沢市で実証実験が始まったロボネコヤマト

 1年前の共同発表を具現化

ロボネコヤマト。まずはそのネーミングに感心した。2016年7月、IT企業DeNAと物流大手ヤマト運輸の共同発表で公にされたプロジェクトの名前だ。

ロボネコヤマトは2つのサービスを核とする。その1つは、共働き夫婦やひとり暮らしの人を主な対象とし、希望する時間や場所での荷物の受け取りを可能とするオンデマンド配送サービス。もう1つは、小さな子供がいる家庭や高齢者などに向けて、地域商店の商品をインターネット上で販売・宅配する買い物代行サービスだ。

昨年の発表会で登壇したヤマト運輸代表取締役社長の長尾裕氏は、「集配スタッフの削減が自動運転技術導入の目的ではない。敷居が高いと思われていたトラック運転手のハードルを下げ、女性や高齢者などが気軽に働けるようにするのが狙い」と説明した。

一方、DeNA代表取締役社長兼CEOの守安功氏は、「車両側の技術は当社が担当するが、システムについてはヤマト運輸も豊富なノウハウを持っているので、両社で協力しながら構築していきたい」とその場で語っていた。

この時点で両社は、実証実験を2017年春から1年間実施する予定と表明していた。それが藤沢市の実験だ。実証実験開始にあたってDeNAでは、期間中の2018年をめどに一部の配送区間で自動運転を導入するとしているが、これも昨年の共同発表時に明らかにされていたことである。

 2種類のサービスを検証

実証実験で使用するのは、日産自動車の小型商用電気自動車「e-NV200」だ。日産とDeNAは2017年1月、自動運転分野での提携を発表している。日産が自動運転車両を提供し、DeNAが新たな交通サービスのプラットフォームを開発するという内容で、2017年に日産の自動運転車両を用いた実証実験を日本国内で開始するとアナウンスしていた。ロボネコヤマトもその1つと見てよいだろう。

車内には保管ボックスが設置してあり、ドライバーは荷物の発送・受け取りには関与せず、配達を頼んだユーザーが自分で荷物を取り出す。つまり走る宅配ボックスだ。スマートフォンで荷物を受け取る場所と時間帯を指定できる「ロボネコデリバリー」と、地元商店の商品をネット上で一括購入して運んでもらう「ロボネコストア」の2種類のサービスを利用できる。

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スマホで「ロボネコストア」を利用している画面。左の写真のように、受け取り場所を指定することができる

実証実験の対象エリアは、藤沢市鵠沼海岸1~7丁目、辻堂東海岸1~4丁目、本鵠沼1~5丁目。藤沢市の中でも海に近い地域だ。DeNAは昨年(2016年)、自動運転技術開発企業ZMPとの合弁事業である「ロボットタクシー」の実証実験をここで行っている。その後も藤沢市とのつながりは続いていたのだろう。

今年1月、DeNAは日産との提携発表と同時に、ZMPとの提携を解消することを発表している。日本人から見ると冷徹な判断だと思うかもしれないが、パートナーを次々に変えつつ、多方面に進出するのはグーグルやインテルも行っていることで、これがIT流と言えるかもしれない。

 実験開始は両社にとってグッドタイミング?

物流の世界では今、ドライバーの過酷な労働環境が問題になっている。業界最大手でもあるヤマト運輸では今年2月、労働組合が今年の春闘で荷物の取り扱いを抑える要求を行うと発表。賃下げにもつながる取扱量低下を組合側が求めるという異例の事態になった。

これを受けて経営側は、宅急便の基本運賃を27年ぶりに値上げすると発表。さらに、インターネット通販大手のアマゾンをはじめ、大口の法人客約1000社との間でも値上げ交渉を進め、取扱荷物量を減らすことで労働環境改善を目指していくという。

しかし、ロボネコヤマトの実証実験は、この問題を受けて始まったわけではない。昨年7月にDeNAとの共同発表を行ったことで分かるように、ドライバー問題が表面化する昨年秋より前から、同社はこの問題を深刻に受け止め、問題解決のための手段をいろいろと考えていたのだ。ロボネコヤマトはその1つと見ることができる。

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“走る宅配ボックス”は物流業界の課題解決につながるか

一方のDeNAは、多くの方がご存知のように、昨年秋に同社が運営していたまとめサイトで問題のある記事や画像が大量に見つかり、10カテゴリーあったまとめサイトすべてを休止するという事態に追い込まれた。同社にとっての損害はかなりのレベルに上ると思われる。

しかし、DeNAもヤマト運輸と同じように、2年前から自動運転の分野に積極的に取り組んでおり、ロボットタクシーやロボネコヤマト以外にも、昨年からはフランス製無人運転小型バス「イージーマイルEZ10」を全国各地で実験走行させて経験を積んでいる。

ロボネコヤマトの実証実験がこの時期にスタートしたのは、ヤマト運輸、DeNA両社の状況を考えると、とてもタイミングが良いと感じる。でも前述したように、両社はこの時期を狙っていたわけではなく、昨年時点で、2017年春から1年間の実証実験を予定していた。予定どおりの動きだったのである。

 自動運転の実用化もスケジュールどおりか

今後ロボネコヤマトは、オペレーターを乗せた自動運転(SAEなどが定義するレベル3)の試験サービスを始めながら、ビジネスモデルの検討を行い、2020年頃には無人運転(同レベル4)のサービスを目指すという。

今回の実証実験が予定どおりであったことを考えると、今後もこのスケジュール通りに進むことが考えられるし、そうなれば物流問題は解決の方向に向かうことが予想される。両社の物流改革にこれからも期待したい。

【Front Japan 桜】お金を発行しよう / ロボの時代がやってきた?![桜H29/5/3]

https://youtu.be/e2G1UuPMj-c?t=34m37s  (34:37~番組後半から)

「ロボネコヤマト」なるものを知ったのは、チャンネル桜の2017年5月3日(水)放送の『Front Japan 桜』、経済評論家の三橋貴明さん出演の回。

宅配大手はヤマト宅急便と佐川急便だけど、ヤマトさんの配達時間のきめ細かさは業界随一だよね。佐川は個人で運送している人がフランチャイズに入ってる人が多い。佐川に直接雇用されている正社員と外部委託とあるんだね。

今、コンビニで受取りできたり、一部の地域では駅でロッカー受取りができるようになってるみたいね。再配達が2割に達するというのは従業員の方々には高負担だよね。配送時間を指定できるので、大抵は荷物の受取りに間に合うと思うんだけどねえ。

神奈川県藤沢市というのは画期的な試みをする自治体だね。DeNAは藤沢市で2016年にはZMPとロボットタクシーの実証実験をしているんだね。そして、2017年はロボネコヤマトをこの地で始動するという。上手くいくといいよねえ。早く日本全国で実施して欲しい。

ネットスーパーの「ロボネコストア」はお年寄り、子育て中、介護中の人に喜ばれそう。ニュータウンに不動産を若い頃に買って住んでいて、年月が過ぎ、限界集落になってスーパーがなくなる。“買い物難民”の多い地域には助かるでしょうね。

Amazon Prime Air’s First Customer Delivery

https://youtu.be/vNySOrI2Ny8

日本は自動運転車の研究開発が進んでいるので、ロボネコヤマトになったけど、イギリスではドローン配達の方を進めているみたい。これだと、軽量の荷物しか運べないと思うんだけどね。

千葉県浦安市に開業した「変なホテル」(HIS)はシナーからの宿泊客にロボットで対応するとはいいね。中国語対応のために、シナーを雇わなくていいもんね。ホテルの備品を持って帰るというので、ロボットポリスを巡回しておいたら良いと思うわ。

ファミレスはセルフでいいんじゃないの?サービスを受けたい人は高い金払って、高級な店に行く訳で、ファミレスでも低価格と高価格店とあるけど、基本セルフでいいと思う。
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