花澤香菜がテル役に決定!『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』本編映像一部解禁

https://youtu.be/lKrJ-2lND3E  2019/09/19

12月20日(金)公開『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』に花澤香菜さんの参加が決定しました!
花澤さんが演じるのは、主人公すずが遊郭で出会う、心優しい九州出身の女性。
少ない登場シーンにも関わらず原作ファンの人気も高いテルは、映画でははじめて登場する新キャラクターです。
テルの切なくも愛らしい言葉の奥にどんな想いが込められているのでしょうか。映画本編への期待が湧くワンシーンが解禁です。


一遍で他所の地方の人がしゃべっていると分かりますねえ。こんなに語気が柔らかい人は九州にいないでしょう。私はきつく聞こえるので苦手なんですけどね。家庭で使わなかったので、余計にそう感じるのかもしれません。

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で、テルちゃんの話す九州弁はどこのものなのかというと、エンドロールで「飯塚弁指導」という文字を発見致しました。筑豊弁でしたか。福岡県内でも、方言が全然違っており、私は聞き取れないし分かりません。

昨年舞鶴市で出会った旅好きの東京の人曰く、その人の耳には静岡県から西は関西弁に聞こえるのだそうです。うーん、少し無理がありますねえ。日本語の成り立ちとしては、京都を中心として言葉が伝播するんですよね。

静岡県は東京の方が断然近いですから、関西弁にはほど遠く感じますし、関門海峡を越えた九州は全然違いますねえ。九州は島ですが、九州全域同じ言葉という訳ではないので、全部ひっくるめて一緒くたにするのはちょっと暴論かなあと思います。

のん&岩井七世、公開アフレコ&インタビュー映像解禁!『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

https://youtu.be/exoRBcElqKE  2019/10/10

12月20日(金)公開『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
主人公・北條すず を演じたのんと、追加となるシーンで主に描かれる白木リン を演じた岩井七世の、本作の公開アフレコ&インタビュー映像が解禁です。
3年振りにすずとリンを演じたことや、苦労した広島弁での会話など、アフレコ時の様子を存分に語っています。


のんさんと岩井七世さんは役にぴったりだし、アフレコが上手ですね。声の演技は演劇より難しいと思います。

のんさんは兵庫県の真ん中に位置する山の中の出身なんですね。連続ドラマ小説『あまちゃん』のイメージで岩手出身だと思われているけれど、実家に戻ると関西弁で話すそうです。なので、広島弁は案外距離が近くて、そんなに違和感ないのかもしれません。

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完全版ではすずさんがリンさんと会う場面が前作からさらに2度あります。しかし、実は二人は子供の頃に出会っていたという設定のようです。リンさんはすずさんのお祖母さんのいる草津の家の屋根裏部屋に暮らしていた座敷童子だったという設定だったのです。あり得ない設定ですが・・・(;^_^A

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映画の憲兵さんは二人ですが、原作では一人です。

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映画で晴美ちゃんがすずさんの右手と共に吹き飛ばされる前に、時限爆弾に気を付けるように言ってくれる消防士さんは原作では登場して来ません。これも映画ならではの登場人物です。

すずさんは消防士さんに「頑張ってつかあさい」と労います。「~つかあさい」というのは瀬戸内の方言ですね。特別テレビドラマ『坂の上の雲』でも出て来ましたので、伊予弁も使いますね。私は聞いた事がございませんが、ググったら福岡でも使うようです。

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周作さんがリンさんとの結婚を両親はもちろん小林の伯母さん夫婦にまで反対されて破談になったというのを匂わせるシーンは原作ではこれだけです。伯父さんは一言も台詞がありません。

ちなみにこの伯父さんは劇作家・演出家である鴻上尚史さんがモデルなのではと私は勝手に思い込んでいます (* ´艸`) ちなみに鴻上尚史さんは愛媛県新居浜市の出身です。やはり関連あるのかもしれませんね。

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映画ではお義父さんが広工廠(工場)で働いているシーンが出て来ます。原作にはそのようなシーンはありません。このお義父さんはものすごく優しくていい人なんです。サザエさんマスオさんのようなイメージです。

退職金が鍬(クワ)というのは辛いものがありますが、軍票が紙くずになった人もいれば、戦地で空襲で亡くなった方もいるので、命があるだけまだマシでしょう。

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径子さんの息子は黒村家(時計店)の跡取りとして下関の義両親の家に引き取られてしまいます。空襲で死んだ訳ではないので、戦後再会できたと想像します。その坊やの使っていた教科書に落書きがあるため、大人達で特に絵の上手なすずさんを筆頭に、晴美ちゃんのために描き直すシーンが映画にはありません。

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こうの史代さんは北條家の隣組の人の苗字を愛知県にちなんだ名前にしたのは意図的なのでしょうか?知多(知多市)さんと刈谷(刈谷市)さんなんて、愛知県の地名じゃないですか!

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知多さんは元看護婦で原爆投下後の広島に草履を届けに行くんですよ。

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その続きがあります。知多さんは原爆投下後の広島で被曝してしまい原爆症になり、日差しがまぶしくなり日傘を差して、足元が弱りヨロヨロと歩くシーンが出て来ます。

知多さんが原爆投下数日後の広島で被曝するのであれば、すずさんと周作さんが養子として迎える女の子が被爆していないのは矛盾してますよね。この子は原爆投下で母親を亡くしているのですから被爆者です。(被と被は意味が違います)

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1945年12月ぐらいにすずさん夫婦がこの女の子を家に連れて帰るのですが、小学校1年生なので抵抗力免疫力でいうと、この子の方が弱っていてもおかしくないのに、食べ物を漁って何とか元気に生きています。4ヵ月経っても髪の毛がさほど伸びてないのはアニメだからまあいいとして(笑)

すずさんと周作さんは二十代初めなのにもう子供を諦めたのか、たまたま駅で遭遇したこの少女を家に連れて帰って養子にします。死んだ晴美ちゃんより1つ上なので、晴美ちゃんの生まれ変わりとでも思ったのでしょうか。

戦前のイエ制度はイエを保てばいい訳で、親と子が血縁関係である必要はなかったのです。ですので、子がいない夫婦は養子縁組(知り合いや親戚の子供を貰うことが多い)が盛んでした。

翻って現在はどうでしょうか?結婚がイエ制度を保つためではなく、恋愛結婚で核家族となると、養子を貰ってまで育てる意味はありません。なので、実子にこだわり不妊治療になってしまうのでしょうね。

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渋谷天外さんが駅で荷物の重量を計る駅員の役を演じています。たったひとことの台詞なので、ご本人も悔しがっています。広島弁(安芸弁備後弁)はイントネーションは東京方式で、方言はほぼ関西弁ですね。ですから、渋谷さんは大阪の方なので難なく演じていらっしゃいます。

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朝鮮進駐軍の存在を描いているこうの史代さんはネトウヨなのかも。

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「~げな」は「~のようだ」という伝聞の言い方です。これは結構広い範囲で使う方言で三河弁宮崎弁まで広範囲です。

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「~しんさい」は西中国方言でしょうかね。これは標準語だと、「~しなさい」で命令調ですが、「~しんさい」だときつく感じないので角が立ちません。とても可愛らしい言い方ですね。

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「~けえねえ」というのも間延びしていて何とも可愛らしいのです。「~だからね」も可愛いけれど、「~けえねえ」はさらにのんびりしていていいですね。

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「そがいな」は「そのような」という意味です。「あがな」は「あんな」、「こがな」は「こんな」、「そがな」は「そんな」という意味です。これもまた、垢抜けておらず味がありますね。

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「ほうね」は「そうね」なのですが、備後弁になると「ほんま」になります。山口弁と石見弁は「本当?」の意味で、「ほうね」と返答します。

この物語はすずさんが3人兄妹で、旦那さんの周作さんは2人姉弟です。兄弟が多いとキャラの描き分けが大変になるので、この作品ではきょうだいが少ないですよね。この当時の人は夫婦どちらかが死別でもない限り、普通7~8人兄弟です。明治大正昭和初期生まれの人は10人以上の兄弟も珍しくありません。

江戸時代まで長兄が結婚して家を継いだので、次兄以下は未婚で家に居候か、あるいは丁稚奉公で手に職をつけて都会の長屋で独身生活というものでした。明治時代になって皆婚社会になり、人口が爆発的に増えたのです。それが、殖産興業総皆兵によって、急増した人口を吸収できる就業先がありました。

小学校(尋常小等学校)は、明治時代に義務教育化された当初は4年生でした。農家は借り入れ時に子供を学校に行かせることを嫌がりました。子供は労働力=機械です。今のように機械化されていないので労働は人海戦術です。まさに猫の手も借りたいという状況なのです。

家族計画なくボコボコ産んで(産めよ殖やせよ)、進学させる金なんか貯めてもないし保険という観念もないしで、長兄以外の男の子は軍の学校に行かせていました。裕福な家庭の男の子は旧制中学校に進学しました。中学校に進学するのに入試があったので、勉強が嫌いな子や貧しい家庭の子供は小卒で働き始めました。

戦後GHQのアメリカ教育使節団によって日本の学制が今のように制定されるまで、日本の教育は職業訓練が充実していました。手に職がつく教育でした。役に立たない物事を学びに学校に行くより、生きていくために意味のある学制でした。

女の子は小学校卒業して、経済的に余裕のある家庭は女学校に行かせました。そこでも、良妻賢母の教育で、カリキュラムは料理と裁縫ばかりで今のような勉強をしていません。本当に学術的な事を学びたくても、大学に行ける女性は非常に少なかったのです。よくて、師範学校で小学校の先生になるぐらいです。

戦前戦中は今ほど栄養状態が良くなかったので初潮を迎えるのが遅かったし、妊娠した分排卵が止まりますので、十代半ば~二十代前半で結婚出産した女性は四十過ぎて高齢出産することが可能でした。だから、子沢山が可能だったのです。

第二次大戦末期は男性が戦地に行っているので、ちょうど結婚適齢期の女性が余ってしまいました。この世代は結婚できなかった人が相当数いると思います。復員して来た人は自分より若い女性と結婚するので、女子挺身隊として工場で働いていた女性はかなり生涯未婚で通すか年の離れた男性と結婚するしかなかったのです。北への帰還事業の日本人妻の皆さんが大変美人ばかりなのがその事を物語っていますね。

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』予告編

https://youtu.be/clpf5BXrpzc  2019/10/10

12月20日(金)公開『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の予告編です。

すず(声:のん)が描いた “あいすくりいむ” や “ハッカ糖”、“わらび餅 など お菓子の絵について、リン(声:岩井七世)と楽しそうに笑い合う場面や満開の桜の木を背に語り合う場面など、2人のこころの交流が描かれた、愛らしく切ない予告編が完成しました。


この物語でリンさんという遊郭で働く女性が出て来ますが、学がなくても少々器量が良ければ働けて稼げるので、売春婦は結構良い職だったのです。ニダ国が慰安婦を可哀そうな女性という位置付けで日本に集り続けていますが、それは豊かになった今の時代の視点なのです。それが左翼の思考回路なのでしょうね。

炭鉱や海女は男女問わず上半身裸で働いている時代ですからね。農作業だって地主から土地を借りて耕す小作人がいて、農耕器具もないし馬牛も日本ではあまり使わないし、人力だけで機械のように働いていました。それに比べれば、遊郭は天国です。

あかん国は漢字を廃止(漢字は漢民族の文字なのになぜ日帝残滓なのでしょうか?)した結果、大学院まで行かないと戦前の事実を知ることができません。よって、曲解した稚拙な空理空論が世論になってしまうのでしょうね。
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】
https://ikutsumono-katasumini.jp/

前作(2016年)から3年やっと完全版が公開されるということで楽しみにしていました。ところが、原作にほぼ忠実(蛇足のシーンもありましたが)なのに、漫画からアニメになると途端に違和感が生じてしまいました。

家から最寄りの映画館ではなく、都心まで出掛けて行くので、結構大掛かりで疲れました。まあ、映画館に足を運ぶというのも、今ではちょっとした旅になりますね。

今回は完全版でしたので、前作と比べて上映期間が短かったのもあり、急いで観に行きました。福岡は東京より公開日が1週間遅れて、2019年12/27(金)~2020年1月23日(木)までとのことです。

私はこの作品を知ったきっかけは、チャンネル桜のFront Japan 桜の月曜コメンテーターである前田有一さんが紹介したからでした。

【Front Japan 桜】韓国朴大統領退陣の行方~西岡力氏に聞く / 長時間労働是正問題の落とし穴 / 『君の名は。』超えか!?衝撃作『この世界の片隅に』監督へ直接取材敢行![桜H28/11/7]

https://youtu.be/MeiCT_MwjGM?t=2429

キャスター:大高未貴・前田有一・馬渕睦夫

■ 『君の名は。』超えか!?衝撃作『この世界の片隅に』監督へ直接取材敢行!
 インタビュー:片渕須直(『この世界の片隅に』監督) [平成28年10月31日]


原作者のこうの史代さんについては「夕凪の街 桜の国」を読んでいたので、「この世界の~」以前から知っていました。「夕凪~」も映画になりましたね。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス) (日本語) コミック (紙) – 2004/10/12
こうの 史代 (著)

夕凪の街 桜の国 [DVD]
夕凪の街 桜の国 [DVD]
田中麗奈 (出演), 麻生久美子 (出演) 形式: DVD

私は前作が公開当時には全然興味がなく、映画を観に映画館に行こうと思いませんでした。

前作が公開された翌年(2017年)、日テレで2011年東日本大震災が起こった年にスペシャルドラマとして放映された北川景子さん主演のドラマ版をYouTubeの中国語字幕で見ました。

終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に
http://www.ntv.co.jp/konosekai/

終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に [DVD]
終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に [DVD]
北川景子 (出演), 小出恵介 (出演) 形式: DVD

日テレのスペシャルドラマが面白かったので原作の漫画を読んでみました。

この世界の片隅に コミック 全3巻完結セット (アクションコミックス)
この世界の片隅に コミック 全3巻完結セット (アクションコミックス) コミック (紙) – 2009/4/28
こうの 史代 (著)

私は原作が一番面白いと思います。動画ではないのでさっぱりしています。嫌らしさがないところが良いです。漫画には漫画の良さがありますね。

原作を読んでやっと劇場公開版がDVDになってやっと見ました。

この世界の片隅に [Blu-ray]
この世界の片隅に [Blu-ray]
のん (出演), 細谷佳正 (出演), 片渕須直 (監督) 形式: Blu-ray

『この世界の片隅に』(11/12(土)公開)本予告

https://youtu.be/yoI9Yl60BqU


すずさんのありがとう

https://youtu.be/8DcK_7AaYm0  2017/02/03

映画『この世界の片隅に』は、皆さまの熱い応援により大ヒットしています。
主人公すずさんから、皆さまへの「ありがとう」をお届けします。


声も顔ものん(本名を前所属事務所から取り上げられてしまったという悲劇)さんがすずさん役に適役だと思いますね。実写版はのんさんが演じたら良かったのにね。ぼっーとした雰囲気ものんさんの方が似合っています。

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https://www.oricon.co.jp/news/2149128/photo/2/

TBS2018年7月クールドラマなるもので連続ドラマになりました。

日曜劇場『この世界の片隅に』|TBSテレビ
https://www.tbs.co.jp/konoseka_tbs/

この世界の片隅に Blu-ray BOX
この世界の片隅に Blu-ray BOX
松本穂香 (出演), 松坂桃李 (出演) 形式: Blu-ray

オンデマンドで1週間アーカイブを見ることができるので、初回と2話目を途中まで見て止めました。あまりにも原作とかけ離れ過ぎていて、つまらなかったからです。

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』特報

https://youtu.be/GZW1fIkMVc8  2018/07/26

ここではひとりぼっち、と思ってた。

2016年11月12日に公開され、深い感動の輪を拡げていき、大きな反響を呼んだ映画『この世界の片隅に』。多くのファンと上映劇場の熱意に支えられ、公開から1日も途絶えることなく600日以上も、日本全国どこかの劇場で上映が続けられました。
本作に新規場面を付け足した別バージョンの作品が、今年の12月に公開することが決定しました。
タイトルは『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
片渕須直監督による新タイトル案を原作のこうの史代さんが快諾した新タイトルとなります。

たくさんの新規映像を加えることで、「さらにいくつもの人生」が描かれます。
そして、すずさんたちの心の奥底で揺れ動く複雑な想い、も描き出されます。より大人な印象となるすずさんにも、また劇場に会いに来ていただけると嬉しいです。

声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 牛山茂 新谷真弓/澁谷天外(特別出演)
原作:こうの史代『この世界の片隅に』(双葉社刊) 企画:丸山正雄 監督補・画面構成:浦谷千恵 キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典 美術監督:林孝輔
音楽:コトリンゴ プロデューサー:真木太郎 監督・脚本:片渕須直 製作統括:GENCO アニメーション制作:MAPPA 配給:東京テアトル 製作:2018「この世界の片隅に」製作委員会


この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】
http://ikutsumono-katasumini.jp

c2018こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会

2017年9月に博多・天神大丸で開催された『こうの史代「この世界の片隅に」原画展』では、口紅で描いた原画が展示されていました。

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』特報2

https://youtu.be/lvrF3933VXc  2019/03/30

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
(監督:片渕須直/原作:こうの史代/音楽:コトリンゴ/主演:のん)
特報第2弾です。
新作カットで構成されています。
劇場公開は2019年12月20日(金)に決定しました。
応援よろしくお願いいたします。


キャラクター紹介に水原哲がすずさんの初恋の人となっていますが、あんなに意地悪されて初恋の人というのはかなり無理がありますね。ただの腐れ縁ではないでしょうかねえ。

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https://twitter.com/konosekai_movie/status/1218759075044810752

私が完全版を見に行った日、監督の片渕須直監督が来館されて舞台挨拶&サイン会をしていました。1月15日(水)に予約できたのですが、行けるか確証できなかったので予約しませんでした。やはり完売でしたね。

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https://twitter.com/konosekai_movie/status/1218825921324412929

福岡からソニック・にちりんか?高速道路をぶっ飛ばしたのか定かではありませんが、片渕須直監督は大分に移動されたのですね。すごいパワフルだわ~!

ドキュメンタリー映画『<片隅>たちと生きる』予告編

https://youtu.be/NKRfAb2fqmc  2019/12/08

12月13日(金)劇場公開&12月18日(水)配信開始
ドキュメンタリー映画『<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事』の予告編です。

3年間、100回の密着取材。
なぜこの作品がこんなにも人の胸を打つのか。
比類なき創作の姿に迫るドキュメンタリー。


公式ウェブサイト:https://ikutsumono-katasumini.jp/docu...

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映画製作はじっとしている時間とプロモーションで全国を飛び回るのとで動きに差がありますね。すごく疲れるお仕事だと思います。芸術家なのに販促もしないといけないので、ひきこもってなんかいられないんですね。
2019年9月4日(水)レディースデイに『シン・ゴジラ』以来3年ぶりに映画館に足を運んで来ました。ヤフオクドーム近くのホークスタウン跡地に2018年11月21日に三菱地所の手掛けるマークイズももちが出来ました。8ヵ月経つのにまだ行ったことがなかったんですよね ('◇')ゞ 映画『アルキメデスの大戦』のおかげでやっとマークイズももちに行くことができました!

この映画を知ったのはサンクスツアー滋賀公演で宿泊したアパホテルの部屋に置いてあったチラシです。アパホテルは会長社長夫婦が右翼ですからね ( ´艸`)

映画『アルキメデスの大戦』公式サイト
https://archimedes-movie.jp

映画『アルキメデスの大戦』予告【7月26日(金)公開】

https://youtu.be/jGhRxsYaYvM   2019/01/27 に公開

映画『アルキメデスの大戦』特報【2019年7月26日(金)公開】

https://youtu.be/LrUpUrtbS9g   2019/05/17 に公開

菅田将暉「大和」誕生の地で呉市民600人が大歓迎

https://youtu.be/Me23varxDP8   2019/07/18 に公開

1番前の真ん中の席で観ることができましたよ。もっと後ろの方が良かったのかも。ユナイテッド・シネマはチケットが自動券売機で買えるんですね。

芸能界が高齢化し過ぎているなあというのがこの映画の一番の感想です。いくら昔の人が老け顔であったとしても、70後半の役者に40代~50代後半の役を演じさせるのはかなり無理がありますねえ。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1142265954560139264

橋爪功さん扮する嶋田繁太郎が舘ひろしさんが演じる山本五十六と同期の設定というのは、かなり無理があると思います。実際、橋爪功さんが舘ひろしさんより9歳も年が上ですし、舘ひろしさんの方が顔・頭髪・体型全てにおいて美しい年の重ね方をしています。舘ひろしさんを特殊メイクで老けて見せてあるとしても、橋爪功さんととても同期には見えません。かなり無理があります。橋爪功さんは明らかにミスキャストだと思います。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1142628342580989958

田中泯さんも顔立ちは美しいけれど、あまりに年を取り過ぎていますよ。田中さんはしわが深いので実年齢以上に見えます。いくら昔の人が今の人より老けているとしても、ちょっと違和感があります。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1140167126830870528

小林克也さんはセリフが棒読みで力が入ってません。ずばり大根ですね。その上、ヨレヨレおじいちゃんが1933年に軍の上層部にいたとは到底思えません。あまりに年寄り過ぎやしませんかね。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1139079959996014592

私は小林克也さんと笑福亭鶴瓶さんを一瞬見間違ってしまいました('◇')ゞ 鶴瓶さんは作品の後半に出て来ます。

政治家も定年制にして欲しいけれど、俳優も老害と化していますよね。学者も40代で若手と言われたりしますし、本当に日本は高齢化しているんだなあと感じてしまいます。若手の育成をして欲しいし、ある程度の年齢になったら隠居してもらいたいです。

日本は舞台演劇が盛んではないので、演劇学校がありませんよね。どこかの劇団に所属して下積みを積む、徒弟制度で演技を学ぶ術がないのでしょうかね。あるいは、学生時代演劇部に所属するとか、そんな程度しかありません。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1162922063528628224

まあ、主役の菅田将暉(すだ まさき)さんが25歳(撮影時)で、東京帝大の数学科を退学させられた役ですから、昔は旧制中学校から大学に入るとすると、現行制度より2~3年ズレが生じますが、菅田さんは年齢より若く見えますのでOKな範囲です。原作では主人公の櫂直(かい ただし)は22歳の設定だそうです。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1137192523179233280

そして、柄本明さんの息子さんである柄本佑(えもと たすく)さんは31歳(撮影時)ですが、坊主頭にして海軍の恰好をすると、実年齢よりも若く見えます。普段の恰好でも若く見えますが、顔立ちがお父さんに似て古風で垢抜けないので、昔のお話を演ずるのにうってつけだと思います。

私は政治家しかり親の七光りの芸能人があまり好きではないのですが、世の中遺伝が支配すると思うので、親の才能を受け継いで活躍するのは理に適っていて、柄本さん親子の場合は良いケースだなあと感じました。

柄本佑さんは料亭の女将役でお母さんである角替和枝さんと親子共演しているんですね。角替さんは映画の撮影後、2018年10月にお亡くなりになっていたのですね。お悔やみ申し上げます。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1136905633167527936

舘ひろしさんが味があってかっこいいですね。山本五十六役が板に付いています。目元はあまりパッチリしていませんが、横顔が鼻が高くて素敵だなあと思いました。山本五十六にも似ていますね。物語の舞台が1933年ですから、山本五十六が没するのが1943年4月に59歳なので、10年前で49歳、舘ひろしさんは68歳(撮影時)。うーん、微妙であります ( ˘⊖˘) 。o( )

日刊ゲンダイ
舘ひろし氏「太平洋戦争はエリートが犯した失敗の宝庫」
配信日時:2019/08/15 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/260305

戦艦大和を作ったのは大艦巨砲主義に囚われていたからだと云われていますね。司令官=山本五十六専用に、エレベーター・クーラー・ラムネ製造機まで完備されており、“大和ホテル”と揶揄されていた云われています。

あと、レイテ沖海戦で大和は栗田艦隊が謎の反転(いわゆる栗田ターン)をして、その時生き残ったんですね。ところが、沖縄戦では魚雷一発で撃沈。何でこんな大きな鉄の塊を作ったんでしょうねえ ヽ(゚~゚o)ノ アキマヘンワ

戦況が苦しくなると、国民から鍋窯供出させてまで戦艦を建造したのにね。硬い物を切断するために、ダイヤの指輪も供出させられたというし、ジャーマン・シェパードをペットで飼っていたのに、軍用犬として供出させられた家庭もありました。訓練しても無理な和犬(雑種)は犬肉缶詰めや防寒着の毛皮になったと聞きます。国民に苦しい生活を強要してまで作った戦艦が水泡に帰することになってしまいました。

事業計画の決め方や階級上下関係はよく描かれていて、ずばり官僚機構だという雰囲気は伝わって来ます。空気が支配している様子も分かりました。お役所は一旦決めた事業計画を覆すことはできず、時代遅れになった巨大戦艦が航空機に撃沈されるという皮肉が映画の冒頭で描かれています。

百田尚樹さんの第二次大戦関連の本を読むと、陸軍と海軍で武器の仕様が異なり、大蔵省から予算欲しさに仮想敵国である米国に開戦してしまったというのが分かります。日本軍はABCD包囲網に勝つつもりはなく、陸軍と海軍で派閥争いをしていた――結局は内紛だったんじゃないかと思いますね。日本人は集団主義と言いますが団結心がなく、当時は全体主義に陥ってしまったんでしょうね。

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https://twitter.com/archimedes_mov/status/1160022960507371520?s=20

海軍を舞台にした映画を見ると、日本の学校の制服は海軍の制服を採り入れたものだと分かりますね。男子の学ラン詰襟に女子のセーラー服は間違いなく海軍の制服です。

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それから、映画のロケ地となった京都府舞鶴市にある赤レンガパークは私がちょうど訪れたいと思っていた場所でした。戦前に鎮守府が置かれていた所は神奈川県横須賀市・京都府舞鶴市・広島県呉市・長崎県佐世保市です。

ラストにほど近いシーンの大和の10分の1の模型は広島県呉市にある大和ミュージアムで撮影したんでしょうね。あとはVFXを駆使して、本物のような臨場感溢れる映像が楽しめます。昔の映画の特撮に比べて、今は費用もかからずに済み、すごい時代になりましたね。

天才数学者が戦争を止めようとしたという割には「数学の天才だー!」と感じられませんでした。メジャーで物を測るシーンが多くて、数学者らしく黒板に数式を書くシーンが少なかったですね。

ViVi
映画『アルキメデスの大戦』主演・菅田将暉が語る、天才だけに見えている景色とは
配信日時:2019.08.04
https://www.vivi.tv/post49301/?utm_content=2531639202

数学者だというのがよく描かれているのは、私が見た映画ではアメリカの映画で2本あります。

一つ目はジョシュ・ハートネット主演の『モーツァルトとクジラ』(2005米)という映画です。アスペルガー症候群の青年でコミュ障だけど、職業はタクシードライバーで車のメーターや電子レンジのタイマーを見ると頭の中に公式が浮かんでしまい、数式を口ずさんでしまう天才でした。

大学卒業後、IBMの面接に行って、「今後のプランは?」と聞かれ、「帰りにマクドナルドに寄って、ビックマックとコーラのLサイズを買う」と答えて面接に落ちてしまいます。言葉をそのまま捉えてしまうという障害を描いていました。別に障害ではなく、個性的な性格でいいと思うんですけどね。

Mozart and the Whale - Official Trailer

https://youtu.be/sjpSqYu_ZGM

二つ目は邦題『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』(2005米)です。グウィネス・パルトロー扮する主人公の父親は天才数学者として有名で、父親の死後、日記から数学科意を揺るがす証明が見付かります。主人公である女性が書いたものなのに、姉も恋人も父親が証明したものだと信じてくれません。主人公の女性は精神不安定になり、自分ではなく父親が証明したと思い込むようになってしまいます。

父と娘が数学の公式を寒空の下で言い合ったりするのを見ると、風変わりな親子ではありますが、天才な雰囲気が見ている側に伝わって来ました。

Proof (2005 film) - Trailer

https://youtu.be/rT0clobsIGg

最後は余談になりましたが、映画『アルキメデスの大戦』は櫂直(かい ただし)という天才数学者ぶりを楽しみに見るのではなく、見積もりの不正を暴くサスペンスと捉えた方が良いでしょう。

ITmedia
データサイエンティストが今すぐ「アルキメデスの大戦」を見るべき理由 (1/5)
投稿日時:2019年09月04日 07時00分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/04/news021.html
今週の話なのによく覚えていないんですけど、アマゾンで商品を探していて、おすすめにで映画『マルクス・エンゲルス』を見付けました。それでプライムビデオのウォッチリストに登録するのボタンを押したのに、レンタルになってしまったんですよ。

購入になっていなくて本当に良かったです~!ヤダ((o( >ω< )o))ヤダ
キャンセルすることもできたのですが、まあ昨年から気になっていたから見てみようと途中で止めながら観ました。ドラマでさえ1話集中して見ることができなくて、映画なんてなおさらじっと見ていられません。

それで映画なんですが、正直、駄作なので、一度観たらもういいかなって感じです、はい。

映画『マルクス・エンゲルス』オフィシャルサイト
http://www.hark3.com/marx/

映画『マルクス・エンゲルス』予告編

https://youtu.be/6t5on9lZOJw

ユダヤ人の血を引くマルクスと資本家の息子エンゲルスは労働貴族ですよね。自分達は働かず、カフェで酒煙草チェス三昧で、一般ピーポーに分からない高尚な思想を語っているんですから。

日本でも公家が赤にかぶれて第二次大戦中の日本を滅茶苦茶にしてくれましたものね。階級闘争を煽るというのは、敵を新しく作るという手法なんですね。

監督のラウル・ペックはハイチ出身の人。今頃、「共産主義宣言」を題材とした映画を製作するなんて、シナーの資本が入ってるんでしょうかねえ。

超ショックだったのが、マルクスを演じたアウグスト・ディールの老け具合です。この人、まだ43歳なんですが、どう見てもおじいちゃんに見えます。それなのに、この映画のマルクスは30歳前の20代の若き日なんですよ。信じられません。

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何でこんなしわしわで額の後退が激しいアウグスト・ディールを主役に抜擢したかというと、マルクスはパリに移住してフランス政府に追放されてベルギーに行って、最後はロンドンに拠点を移すんですよ。ドイツ語・フランス語・英語を流暢に話せるということだからだと思います。

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昔のアウグスト・ディールは中性的な美しさで本当にきれいだったのですが、あっという間に美貌が衰えてしまうのですね。白人の若い時の美しさは日本人なんて足元も及びませんが老化の速さがすごいのですよね。日本人は白人に比べると凹凸がないので、永遠に年を取らない感じに見えます。

エンゲルスを演じたシュテファン・コナルスケという俳優を初めて知りましたが、彼は80年生まれなので、映画撮影時に36~7歳ですが、彼も額にしわがありますけど、アウグスト・ディールよりは若々しく見えます。4歳違いとは思えません。肌の張りで年齢が違って見えますね。

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それでも、シュテファン・コナルスケ扮するエンゲルスが24歳というのはちと無理がありますけどね。3か国語流暢に話せる人というのが役を得る条件だったのでしょうね。

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水谷雅子オフィシャルブログ「Masako's Life style」Powered by Ameba
リクエスト晩ごはん♪
公開日時:2019-01-18 20:56:56
https://ameblo.jp/masako1968/entry-12433885393.html

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水谷雅子さんは本物の美魔女ですよねえ。これで50歳には見えません。顔にしわ一本もないですよね。毛穴が見えないし、たるみが全くありません。ホントに年齢不詳の人。

Lara Fabian - Wind Beneath my wings (TLFM font leur show 2010)

https://youtu.be/S5O8LTzikX0

「サンクスツアー」のフィナーレが『愛は翼に乗って』ですが、恥ずかしながら私はこの歌が誰のものか知らなかったんですよ~!ヾ(;´Д`A)。o.゜。 ベッド・ミドラーのバージョンなんだと思ってたんです。

ある日、YouTubeでベッド・ミドラーのものを聞いてみると、「サンクスツアー」のものと違うと気付きました。遅いっつうの(笑)

ララ・ファビアンのライブを見ると、真央さんが2017年の慈愛酢でやったようにプロジェクターに懐かしい写真を写すという趣向が同じなんですね。

ローリー・ニコルはカナダに住んでいますから、フランス語圏の情報も多く入ってくるのでしょう。ララ・ファビアンはベルギーのフランス語圏の出身で、カナダのケベック州出身のセリーヌ・ディオンと同様に英語がネイティブではないのですね。
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医者には絶対書けない幸せな死に方 (講談社+α新書) 新書 – 2018/1/19
たくき よしみつ (著)

たくきよしみつさんという作家さんの本を初めて読んだ。ググッたら鐸木能光というのが漢字で本名という。珍しい名前だ。

新年早々、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(幻冬舎新書)の大ヒット作でお馴染みの中村仁一さんの1998年作の絶版本を読んだ。

それで、同じく反医療本的な終末医療の本はないものかと探していたら、「医者には絶対書けない幸せな死に方」を見つけて手に取ってみた。やはり講談社だけあって、自然死について取り上げているかと思いきやちょっと毛色が違った。

作家さんが書いただけあって、文章がこなれていて読みやすかった。親の介護を通して、自分の死に方を探しているといった感じのものだった。

たくきさん自身は枯れるような老衰死が希望ということで、恐らく中村仁一さん、本の文中に出てくる久坂部羊さんの本「日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか」(幻冬舎新書)があり、「平穏死」という言葉で有名な石飛幸三さんの本も読まれていると感じた。

しかし、たくきさんは手遅れのがんは本物で、放置して上手く付き合うという近藤誠理論は信じないとのこと。

がんで死ぬのが一番幸せというけどね。最後まで頭がしっかりした状態で生前整理ができる。健康診断は受けない。知らぬが仏でいる方が幸せと思う。

で、たくきさんのこの本の介護録は壮絶で、まず先にたくきさんぐらい不動産がツイてない人もいないと思う。不動産を買う先々で震災に遭うという不運が続く。正しく不動産ではなく負動産になっている。

たくきさんのお父さんはお母さんの再婚相手で、養子にしてもらったので、養父に当たる。実母と養父との間の異父兄妹になる妹(恐らく8歳ぐらい下)は、ほとんど仕事らしい仕事をせず実母に寄生(パラサイト)していた。

両親は同い年で、お母さんは80歳の時、脳卒中で倒れて病院に救急搬送され、4ヶ月かけて濃厚医療で悶絶の苦しみを味わって死ぬ。たくきさんはお母さんの苦しみながら死ぬ姿を見て、病院で死ぬのは嫌だと感じた。

養父は現在89歳。最終的にはたくきさん夫妻の暮らしている栃木県日光市の日本一小さいグループホームで楽しそうに暮らしている。正確にはグループホームではなく、法律上「デイホーム」としか名乗れないとのこと。

お父さんは陸軍士官学校の16歳(17歳になる年)で終戦を迎え、中学校の理科の教師をしている時、元看護婦のお母さん(その時は実父と婚姻中)が養護教諭としてお父さんの中学校に赴任して来る。

そこでお父さんお母さんを好きになってしまい、猛アタック。その後、お母さんはお父さんとの関係が上手くいかなくなり、離婚。たくきさんを連れて、お父さんと再婚する。

当然、学校に居られなくなるので、東京に出てきて、お父さんは出版業界で働き、お母さんは後に人形作家となる。お母さんが家で人形教室をしていて、常にお弟子さんが10人ぐらいいるので、お父さんは定年退職後、家に居場所がなかった。

お母さんが亡くなって、父違いの妹はお父さんと折り合いが悪く、一緒に暮らせない状態になっていた。なので、お父さんは一人暮らしを始めた。たくきさんが保証人になって、年金で支払える家賃のマンションだったのだが、また違う所に住みたいと言い出した。

次に住みたいとお父さんが言った所は家賃が10万円もした。それでも、年金が月額20万円なので、間に合うだろうということで、再びたくきさんが保証人になってやった。

ところが、そこからまさかの急展開。お父さんが認知症だったとは気付いていなかったのだ。お母さんが亡くなった時、たくきさんは遺産を全てお父さんに譲るように書面を送った。

お母さんの残した4千万円と年金月額20万円で悠々自適な生活が送れると普通の人間なら誰でも思うだろう。しかし、お父さんは7年間で残り100万円というところまで資産を使い果たしていた。4千万円+(20万円×12ヶ月×7年=1,680万円)=5,680万円もの大金を7年で使い果たす認知症ってすごすぎ!

そして、部屋の中は使い終わった紙おむつを至る所に突っ込み異臭が漂っていた。奥さんがなくなり、孤独になったせいもあり、和歌の会で10歳ぐらい年下(70代)の女性達からおしゃれでセンスもいいと褒められるとデパートで高級スーツを買い、一度も着ないでゴミに出してしまったりしていたそうだ。

パソコンが4台ぐらいあり、どれもACアダプターがない。ネットは解約しておらず、コンセントを抜いておけば、ネット使用料を取られないと思っていたそうだ。たくきさんがコルセンに何回電話しても繋がらない。それが殿様商売NTT東日本のフレッツ光だった。

合法的に年寄りを騙している例として、PCデポの事が書かれてあった。保険金融証券通信といった企業が合法的に年寄りから金を取っているとたくきさんは指摘する。

スーツケースがいくつもあり、買った事を忘れたのか、本当に旅行に行こうと思っていたのかは不明。買い物中毒いや買い物依存症。というより、もう既に金銭管理ができない状態まで老化劣化していたのだと思う。それが例え認知症であったとしてもね。

一人暮らしなのに家族向けの高級家具を買ってはすぐ処分したり、行動が怪しかったらしい。たくきさんは若い時に物欲を抑えられた人が年を取って、爆発させたのではないかと推測している。

結局、たくきさん夫妻がゴミの山を片付けて、なおかつ業者にも頼み10万円ぐらいゴミの処分にかかったそうだ。

お父さんは下肢静脈瘤がただれて異臭が漂う程の酷い状態になっていた。認知症になると物事の優先順位が分からなくなるんだなあ。ほっといたら脚は切断だったのだろうか?

それで、お父さんをどこで面倒見てもらおうかという事でたくきさんはかなり頭を悩ませる。病院は3ヶ月ルールで追い出される。最終的にたくきさんのお住まいのお父さんも大満足なデイホームに落ち着き、そのまま自然死を受け入れてくれる理想的なホームで、余生を過ごしている。

結局、5,680万円を残すところ100万円まで使い果たしていたお父さんのデイホームの月々の費用はたくきさんが負担している。ニート妹は実の娘なのに、何もしない。たくきさんは血が繋がっていないお父さんにご自身の老後資金を削ってまで、恩を返している。

養子なのに大学まで行かせてもらったので感謝していると。たくきさん夫妻には子供がいない。自分達で貯めた老後の資金だけが頼りだ。60超えたたくきさん夫妻も大変なのに、老親の面倒をしなければならないのは悲惨。

年金が月に20万円もらえるなんて、本当に羨ましい。年金は破綻しないと言うけど、若い人で払っていないのは、年金が破綻するからではなく、厚生年金に加入していないからなんだよね。

非正規であっても、大企業の非正規なら、自動的に厚生年金に入らされるのだけど、厚生年金に加入できないような働き方だったり、弱小零細で働いてると国民年金第1号被保険者になるので、払えないということになるのだ。

酷い人は国保に入ってない人いるから、病気になっても病院に行けない人がいる。事故って、血がドクドク流れる状態でも救急車呼ばないで、そのまま死ぬのかしら。そうなると、アメリカみたいになるね。毎年、1万6千人医療を受けられずに亡くなっていて、70万人もの人が医療問題で破産している。

たくきさんは福島県出身で、東日本の人なので、ご存知ないのでしょう。奈良県で葬儀に出た際、骨壷が小さくて、遺灰が全部入らないので、火葬場の職員がそろっと残りを捨てていたのを目撃した。そして、西日本の人は遺灰に対してドライだと述べている。

いやいやー島田裕巳(しまだひろみ)という宗教学者がいる(かなり怪しいけど)。この人の本の「0葬 ――あっさり死ぬ」 (集英社文庫)に書かれているんだけど、東日本は火葬で骨がきれいに残るぐらいまでしか焼かない。なので、骨壷が大きい。

西日本は骨が粉々になり、骨揚げ(こつあげ)しにくいレベルまでよく焼くので、骨壷が小さい。それで、島田裕巳さんはウェルダンに遺体を焼いて、粉々にすれば散骨というか散粉できると。引き取り手がいない場合は、そのまま火葬場で捨ててもらえばいいんじゃないかと提案している。

たくきさんは病院に死にかけた老人が担ぎこまれたら自然死できないので、安楽死についても書かれていて、日本ではできないので、それに代わるものとして自殺についてまでページを割いている。

たくきさんが調べた結果、日本ではピストルが入手できないので拳銃自殺はできない。なので、首吊りが一番多いが、遺体を発見した人があまりのむごたらしさに一生トラウマになり、人に迷惑がかかる。もちろん、飛び降り、電車飛び込みなんて、人に迷惑かかりまくるので絶対にダメ。練炭や都市ガス、手首を切る、青酸カリ、薬を大量に飲む等の成功率も紹介してあった。

結論は凍死が一番苦しまないのではないかということで、たくきさん自身がの家の近所で、老人ホームから雪の降る日に5km離れた草むらで凍死して発見された老人がいたそうだ。認知症の年寄りがホームを脱走したのではなく、自分で死に時を決めたのではないかとたくきさんは言う。

体力の衰えた老人には凍死が一番いいのでは?とたくきさんは将来に備えて候補に入れているそうだ。ちなみに自殺しようと思って冬山に行っても、山に登れるぐらい体力がある人は絶対に死なないということだ。

重要ポイントは体力が衰えた老人ということ。私が思い出したのが、つい先日多摩川で入水自殺した西部邁(にしべすすむ)さん。

朝方、氷点下の河川敷で酒を飲んで酩酊状態だったのでしょうか。川に入った時点で寒さによる心臓発作が起こり、続いて溺れたのだと思う。となると、ある意味凍死だったとも推測できる。自分で死に時を決めた西部邁さんは立派だね。
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